mixiユーザー(id:6972928)

2016年11月06日22:07

258 view

2016秋アニメ、序盤レビュー

序盤、つーか、既に中盤入りしている秋アニメだが、
前記事
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1956613086&owner_id=6972928
で夏アニメについて書いたので、その流れで。


秋アニメは少し減って26作をとりあえず追跡中。

鉄血のオルフェンズ
フリップフラッパーズ
レガリア
ブブキ・ブランキ
魔法少女育成計画
ブレイブウィッチーズ
TRICKSTER
クレーンゲールギャラクシー
ナゾトキネ
夏目友人帳 伍
侍霊演武
ステラのまほう
装神少女まとい
響け!ユーフォニアム2
競女
終末のイゼッタ
Lostorage incited WIXOSS
ハイキュー
文豪ストレイドッグス
WWW.Working!!
Occultic:Nine
亜人
私がモテてどうすんだ
ガーリッシュナンバー
ViVid Strike!
DAYS

最初から除外した「ろんぐらいだぁす!」 は
想像通りに既に2回納品落としているようで(嗤)。
って、またもの少女メンバーのみで描く部活モノって、
続ける価値を見いだせない。
止めてもらっても全然okだわ。


こちらは上位から。

まず先頭争いは

鉄血のオルフェンズ
響け!ユーフォニアム2

の2作。
少し開いて、先頭集団ではあるが2群とも見られるのは

終末のイゼッタ
亜人

更に少し開いて、「先頭集団と呼びづらいけど」なのは

魔法少女育成計画
Lostorage incited WIXOSS
WWW.Working!!

かな。

先頭を単独走行中はなんといってもユーフォ。
相変わらず丁寧な作画、
遠近法を頻用して進行中に変わる中心を明確にする丁寧なアニメーションに
動く指、手足、パンで誤魔化すことのない人の動き、動き、動き。
このアニメーションクオリティに加えてリアリティに満ちた人格設定と言動。
これもラノベベースで元が画による誤魔化しの効かない舞台なので
設定の奥行きも適度に、
かと言ってグッズなどの二次販売を目論んだような過剰な拡げすぎもない。

素晴らしいパッケージングである。

しかも、高校生の生活舞台はほとんどの人に何らかの既視感を与え、
多感な時代を絶妙に利用したシナリオと進行なら
これを「つまんない部活アニメ」と切って捨てている視聴者は
何を以ってアニメ作品を評価しているのかを示して欲しいものである。
大方、先の記事のような「お約束」を望んでいる人には
確かにこの作品では高尚すぎて疎外感を得てしまうのかもね(嗤)。

それくらい、「2」になっても今のところは極めて出来の良い作品になっている。

追うのはオルフェンズ。
ラディーチェによる鉄華団地球支部の裏切り支配など、
なかなか現実にありそうなストーリーを展開中。
威勢、虚勢、威嚇と立場を利用する社会構造ってのは
当然今の社会の誰もが知っている現実であり、
組織はそれを排除できない状態に落ち込むことなど
背景設定にうまく興味やストレスを織り込んでいる、社会描写アニメでもある。
数あるロボット・ドンパチに陥ってとっ散らかった
数あるガンダムタイトル作品群から
ある意味、芯を取り戻した様子を見て取れる。

噛みごたえがあって見ておく価値が高い作品だと思う。

2群の2作はベタ褒めは出来ないが展開に期待感が持てる作品。
次回も粗筋は大体想像できてしまうような
鉄板や定石、パターンの繰り返し系ではなくて
わかりやすいテーマ上ながらも
次のページが楽しみになる小説に仕上がっている。
亜人は前作初頭のCG違和感が随分緩和されたのも良い。
イゼッタは今後の展開次第なのだが、
とってつけたような懲悪テーマに傾倒しそうにはないように思うので
とりあえずトップ集団に。

トップ集団のしんがりは意外な選択かもしれないが、
これは暫定的にトップに食いついている的な感じかも。

WORKINGは今般のweb版になって、
随分マトモに見られる舞台設定になった気がする。
これくらいだと視聴中にも人間関係描写に意識を割くことができて
よいと思う。
比較対象の前シリーズがあまりにギャグ人格頼りなだけだったので
良く見えいているだけかもしれんが、
最初からペラペラアニメとして見ているからだろう、
絶妙のバランスである。

WXOSSは今後のすず子の表現次第かな。
多分、仕込み用キャラ化が明確になってくるような気もするのだが、
幾ばく化の期待を残して、わざとらしいイベント煽りキャラにならなければ
人の妬みや恨みを中心に採り入れるアニメの評価のためにも
トップ集団につけておきたい。

魔法少女育成計画はお約束の変身バンクもあるし、
チャラくて本来はここではない作品かもしれないが、
今の人間の暗部描写の先に期待するところがあって、
WXOSSと同じような理由でトップしんがりに据えておく。


中庸集団は

レガリア
ブブキ・ブランキ
ブレイブウィッチーズ
TRICKSTER
夏目友人帳 伍
侍霊演武
ステラのまほう
装神少女まとい
競女
文豪ストレイドッグス
Occultic:Nine
私がモテてどうすんだ
ガーリッシュナンバー
DAYS

の14作で大半はここ。

まあ、基本的に全て環境ビデオ然(苦笑)。

いや、一応ちゃんと友情とかなんとか盛り上がりどころを備えて
作品の体は成しているが、
これだけ乱発の続く作品群の中で主張できるところがどれだけある?的で
埋もれてしまうだけの作品群。

レガリアも勿体ぶった割には、
悪くはないが、じゃあ何がミソ?と思ってしまったし、
ブブキは宝島編よりは見晴らしの良さがあって
作品単体での評価は上がったが、じゃあ何?ってのは特に。
TRICKSTERやストレイドッグスもドタバタにとっちらかって
なんか勿体無い残念感があるし、
Occultic:Nineも世間ではコマの進め方に絶大な評判を得ているようだが、
肝心の部分においては我聞の仕掛け人格描写に依存しているので
わざとらしさが鼻につく。
パニクった人間はそんなもんだ、と言えばそうなんだろうが、
そこを意識して割り引いてもまだ「仕掛け」的な描写に見えてしまう。

ネガでもポジでもない、まさに「人畜無害」的なのは
私モテやガーリッシュナンバー辺りかな。
実は中庸組でもさらに中庸のど真ん中過ぎて
逆に好感になっているところもある。
ガーリッシュナンバーは
千歳の思い上がり人格が笑って過ごせるように描かれていて
思いの外、見ていて嫌悪感がない。中庸クラス中ではトップかも。
同じくこのクラストップ付近は、
単に「今後はどうなん?」だけに留まっている侍霊演武も。

友人帳伍とステラはなあ、、、好きにやってて、って感じだな。
友人帳はこの機会に初版と続を見たが、
定形話の繰り返しをあやかしを変えて無限に続けられる系?と思い
仕込み感動話の食傷気味に終わった。
今回、伍を見る限り、初版と続とは違う連続展開作品に様相が変わっており
基本的には食傷には至らないようには思うのだが、
基本のテイストが初版と当然ながら全く同じなので
背景設定に「ちょっと都合良すぎませんか?」的な部分と
やはりイベント仕込みのための振る舞いが見えるので、あまり気乗りできない。
ステラは、、、思考を起動するような要因がないし、もっと気乗りしない。

残りは、ブレイブウィッチーズとまといと競女とDAYSか。

DAYSはなあ、、、2クール目だが、まだ「保留」かなあ。
なんで小説志向だった生方マネージャーが
いきなりサッカー部でコアに立ち回れるのか、という
人物設定の無理さがあったりなあ。
でも、1試合でやたら見せ場を詰め込んだあり得ない展開で引っ張るとか
今のところはそういうよくあるスポーツ物のやり過ぎ感もないし、
超人的描写の採り入れもまだ限度内であるから、全体は「保留」なので中庸置き。

ブレイブウィッチーズ?
んー、もう、その筋の人たちに熱烈支持されていれば
それでいいんじゃないの?
競女も狙うその筋は無くても、
ここをツボにする視聴者にウケたらok的な作画だよね。
まといも同じく、既に評価されると分かっている評価点に多くを感じなければ
他には特に、何も、って。


最後は、夏アニメのような「クソ」というものではないのだが、
申し訳ないが、「たまたま時間が空けば」という以上のものではない。

フリップフラッパーズ
クレーンゲールギャラクシー
ナゾトキネ
ハイキュー
ViVid Strike!

前半3作は言わずもがなだってこと。
クレーンゲールも下らないギャグネタとして
たまに息抜きに見るとやたら肩の力が抜けていいかもしれないけど、
連続作品でわざわざ時間枠とって見るか?ということ。

ハイキューはなあ、、、1試合1クール展開に走ったかぁ、、、(悔)、、、みたいな。
スポーツネタはこうなるとなあ、どうしても実時間を放送枠に引き伸ばす
無理な解説描写に埋もれてしまったりして、ダメだよ。

ViVid Strike!は同系展開しているところなどからも
本来はブレイブウィッチーズと横並びなのだが、
いつしかつぶやいたことで、オドアイの多用がどうも気持ち悪くて(苦笑)。
かといって、全体構成は中庸クラスと大差がないし、
100%毛嫌いするようなものでもないし、
たまたまやってたら見る、ってくらい。
実際は土曜のガーリッシュナンバーとDAYSの間枠なので、
流れで見てしまっているのだが、
飛んでも無理にネットで買って見ようとまでは全く思わないわ(笑)。


まあ、もしその気になればまた終了後に再レビューを。
0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年11月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

最近の日記

もっと見る