映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』を見た。
(10/2、梅田、シネ・リーブル)
87歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインの
インタビューがメインで、あいだに彼の演奏、レッスン風景、
名演奏家(カーゾン、グールド)の映像が挿入される。
インタビューでの話は、結構重い。
「シーモアは、人生を音楽にたとえる。『人生には衝突も喜びも
調和も不協和音もある。それが人生だ。避けて通れない。同じことが
音楽にも言える。不協和音もハーモニーも解決もある。
解決の素晴らしさを知るには、不協和音がなくては。
不協和音がなかったらどうか? 和解の意味を知ることもない』」
こんな話がえんえん続くのだ。
話を聴きながら、頭の中で、肯定したり、疑問を感じたり
するのである。
結構しんどい。
カーゾンとグールドの演奏映像は、前者が貴重であろう。
シューベルトの即興曲Op90-4だが
速いテンポで、正確で、意外なくらい熱い演奏。
シーモア・バーンスタインはカーゾンに半年間
レッスンを受けたらしい。
映画のクライマックスは、シーモアの33年ぶりになるコンサートが
開かれるところ。
ブラームスの「間奏曲イ長調・作品118」、シューマンの
「幻想曲第3楽章」など、
無理をしない選曲。、自然体の演奏。
梅田シネ・リーブルは、梅田スカイビル、
タワーイースト内にある。
スカイビルといえば、近くにあるのは、いうまでもなく
ヨドバシ梅田である。
久し振りに店内を歩き回り、いろいろ物色した結果
エレコムの「ACアダプタ付きUSBハブ」を買った。
外付けハードディスクや、オーディオインターフェースなど
USBで電力を取るのは、場合によっては
十分な電力を取るのが難しい場合がある。
使っているオ−ディオインターフェース「Audio 8 DJ」
のメーカー、Native Instrumentsでは
ACアダプタ付きUSBハブの使用をすすめていたので
購入した。
帰宅後、さっそく、Audio 8 DJをACアダプタ付きUSBハブに
取り付け、PCに接続して音楽を聴いた。
ショルティ/シカゴのベートーヴェン「英雄」を聴く。
USBからではなく、コンセントからオ−ディオインターフェースの
電力を取ったのは効果大。
よりしっかりした再生音に満足。
2千円の買い物で再生音がより良くなった。
大満足である。
ログインしてコメントを確認・投稿する