主演 佐々木蔵之介 深田恭子 富田靖子 陣内孝則
前作でようやく参覲交代を成し遂げた湯長谷藩の君主と家臣達。
しかし、喜びも束の間。
突然地元の藩で農民の反乱、いわゆる一揆が起こる。
農民に親しまれている君主が、まさか農民の反乱にあうという、まるで青天の霹靂のような事態に混乱してしまい、藩が取り潰しにあう危機に陥ります。
陰で操っているのは、前作に出てきた「見た目だけで、こいつは嫌なヤツ」。
さて、湯長谷藩の運命やいかに…。
見ていて往年の時代劇「水戸黄門」のようなテレビドラマを連想しました。
毎週、放送開始から四十五分で印籠が出てきて、それを見た悪代官が平伏するところはスカッとします。
そういうテレビドラマを見ていた時代劇ファンなら、間違いなく面白い。
この作品に出てくる猿の名前は「菊千代」。
黒沢明監督作品「七人の侍」で、名優三船敏郎が演じていた役です。
「七人の侍」は、貧しい農民を守るというストーリー。
現代的な問題を暗喩しているところが風刺的。
面白かったW
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