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2016年08月26日13:56

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雑誌を読めば。Part0012


 久しぶりに「文芸春秋」を買った。今回の芥川賞作品にちょっと興味があったからだ。ホントはそちらの方をレビューするつもりだったんだけど読んでいる内に「ムカムカ・ムカムカ」しだして書かずにはいられなくなった(怒)。何なんだよほんとに?


これじゃ、「赤雑誌」じゃねーーか(激怒)!


「文芸春秋」は本来、文学者・菊池寛が「文学作品はすべからく政治的宣伝(プロパガンダ)を含むものであるべきだ」とする日本共産党の「プロレタリアート文学」論に「強烈に反発」してそれを「阻止」するために起こした「雑誌(当初は同人誌)」であり、「会社」だった。もう過去形で書くしかないのがとても悲しいよ(ToT)。優れた戯曲家(シナリオライター)でひどく気の荒かった菊池寛は同時に「芸術至上主義者」であり、その中でも「文学」こそ最高の「アート中のアート」であると信じており、その「文学」を「政治の付け足し」として扱う「プロレタリアート文学」論がどうしても許せなかったのだ。それがこのザマだもんね(-_-;)。「生前退位プロパガンダ」の特集に、裏切り民族派の石原慎太郎のレイシズム・エセー、フランス産ネオナチのエマニュエル・トッドの出鱈目評論に、115人も人を集めての「反日」エセー集。


菊池寛が恐れ嫌悪した「政治的宣伝(プロパガンダ)至上主義」そのまんま(ToT)。


 特に驚いたのが、94ページから114ページまでの「天皇会見録」(絶句)。今年の6月14日に半藤一利(元文芸春秋編集長・共産党系プロパガンティスト)と保坂正康(共産党系ノンフィクションライター)の二人が御所に「闖入」したらしい。皇宮警察は何やってたんだ(怒)?「皇室伝統廃絶」をモットーにしている「共産主義者」の「御所への闖入」を防止できないなら「皇宮警察」に存在価値などあるのか?仕事しろ仕事(怒)!侍従から注意を受けた等の記載からどうも宮内庁内部の「共産分子」が今上陛下への直接情報工作を企図して御所に引き入れたらしい。マジかい(-_-;)。宮内庁の「暴走」が止まらない


これじゃまるで「関東軍」じゃねーーか(激怒)!


ぞーーーー(ToT)としてるの俺だけかい?マジ背筋が寒い(ToT)。一般的には「文芸春秋」は保守系雑誌と思われているがそれは1970年代半ばまでのことで今は「立派な極左雑誌」だ。「右派雑誌全滅」のお寒い平成論壇の「焼け野原」が間も無く、日本中を本物の「焼け野原」に変えていくのが目に見えるようだわ(ToT)。戦前から戦後70年代にかけて日本の「論壇」では


世界・改造・中央公論・新聞社系雑誌vs文芸春秋・諸君・正論


の形で、左右の「論争」が一応行われてきた。役所と役人ギルドをバックとした「極左」勢力が常時優勢だったが一応ね(-_-;)。だが、坂本竜馬そっくりの「大汚職政治家」田中角栄登場以来、形勢は「極左」勢力の圧倒的優勢が「確定」し「右派」は総崩れになった。ここでは詳しくは書かんが、角栄の野郎、自分の汚職をもみ消してもらう見返りに「極左勢力」の予算と権限を「フリーパス」にしたからな(-_-;)。ぶっ殺してやりてーーよ(怒)。あのバカの不始末これから悶絶するような「負担」に喘ぎながら100年がかりで返していかなきゃならないんだからな(怒)!経緯を簡単にチャートしておこう。


1、1972年7月 田中内閣成立。極左擁護政策開始。
         ↓
2、1977年4月 半藤一利が田中健五を棚上げし文芸春秋の編集長に就任。共産党の文芸春秋乗っ取り始まる。
         ↓
3、1980年代  文芸春秋社に半島系社員が急増する。
         ↓
4、1990年代  福田恆存、林健太郎、竹山道雄、高坂正尭、等の戦前系保守知識人が寿命で退場する。
         ↓
5、1990年代  入れ替わって、西尾幹二、中西輝政、福田和也等の民族系偽装極左論客が登場する。
         ↓
6、2000年代  右派雑誌の極左化が顕著になり、「言論の質」が大幅に低下する。
         ↓
7、2006年10月 正論の最後の保守系編集長大島信三が住田良能社長に解任追放される。
         ↓
8、2009年6月 文芸春秋社が諸君を廃刊する。
         ↓
9、2011年4月 危機感を持った但馬オサムら有志が雑誌「撃論」を創刊。
         ↓
10、2011年10月 主筆の中川八洋が「撃論」を乗っ取る(笑)。
         ↓
11、2014年7月 西尾幹二と共産党系弁護士が出版社を脅迫する「言論弾圧」を実行。
         ↓
12、2014年8月 出版社が脅迫に屈し「撃論」を廃刊。右派雑誌全滅。


ひゅーーーー、ひゅーーーー。さぶ(-_-;)。すべては田中角栄から始まった。だから以前も書いたが、極左の「角栄擁護」キャンペーンがいまだに続けられているのさ。早坂茂三始め延々とね。「論争」なしの「言論の自由」ってなにか意味があるのか?論証も検証もやりようが無いではないか?それでもみんな「日本には言論の自由がある」と「強弁」し続けるつもりなのか?ふーーー(-_-;)、頭いて。次回は久しぶりに「今日は読書」書きます。とほほ。



おまけにみくしー検索かけてみました。

「文芸春秋」

日記 検索 (7件)ひっと。

「文藝春秋」

日記 検索 (11件)ひっと。

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