バナナが大好きな黄色いキャラクター「ミニオンズ」のスタッフが製作した新作映画作品。
飼い主が外出した後、ベット達は何をしてるの?
飼い主の知らない空白の時間を描いています。
劇場で公開されていた予告編は、作品の最初の10分くらいを面白おかしく編集しています。
本編はどうなんだろう?
ちょっと心配になりながら鑑賞しました。
作品の舞台は、アメリカの大都会ニューヨーク。
隙間がないくらい立ち並ぶ高層ビルの摩天楼。
有名なセントラルパークやタイムズスクエア。
狸は行ったことがありませんが、映画作品でよく見かける風景がとても綺麗で魅力的!
部屋から出たことがない主人公の犬のマックスが、初めて大都会を駆け巡るところは、遊園地のアトラクションを見ているようで刺激的でしたね。
下水道のシーンで、ワニや大蛇が出てきました。
大都市の下水道にそんなモノがいるなんて馬鹿馬鹿しいと、普通なら思うところ。
興味本位で爬虫類を飼ったけれど、大きくなるにつれて育てられなくなって、飼い主がトイレに流してしまうという話は聞いたことがあります。
都市伝説の「白いワニ」という話の元ネタ。
ウサギのスノーボールが、ペットの飼い主の身勝手さに怒りをぶちまけるのもわかりますな。
普段、イヌやネコなどのペットを家族のように思っている人達には、耳が痛いセリフがあって身につまされるかも?
綺麗な映像と早いストーリー展開は子供が見ていても飽きないと思いますが、観客に訴えかけたいテーマがぼやけています。
夏休み公開の映画作品なのでハッピーエンドで締めくくるのも、まぁいいかな?
問題です。
ペットショップにいる可愛い子犬や子猫。
保健所で殺処分される犬や猫。
多いのはどちらでしょうか?
そういうことをつらつらと考えてしまいました。
面白い作品と言えます。
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