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2016年08月18日10:57

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「核兵器の先制不使用」宣言に安倍が反対を表明

オリバー・ストーン氏が、2013年8月6日に原水爆禁止世界大会の広島会場で行ったスピーチは今でもそのまま通用する内容です。

ここでストーン氏はオバマ大統領を批判してはいますが、かれの批判の本当の矛先はもちろん日本です。そのオバマ大統領が提唱する「核兵器の先制不使用」の宣言に、こともあろうに、世界で唯一の被爆国、日本の安倍が反対を表明したのです。ヨーロッパや韓国が反対するのとは訳が違います。北朝鮮の脅威は言い訳になりません。その抑止力としてTHAADの韓国配備が計画されています。日本はむしろアメリカと協力して『核先制攻撃した国は、いかなる国であれ無条件で世界の敵と見做して、他の加盟国が一致してその国をせん滅する』という国連決議を成立させる努力をするのが日本の唯一の選択肢だと思います。
オリバー・ストーン氏のスピーチの要旨をMORIMOTO氏のFB投稿から下記に引用さても頂きます。
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第二次大戦で敗戦した2つの主要国家はドイツと日本だった。両者を並べて比べてみよう。ドイツは国家がしてしまった事を反省し、検証し、罪悪感を感じ、謝罪し、そしてより重要な事に、その後のヨーロッパで平和のための道徳的なリーダーシップをとった。
そのドイツは、60年代から70年代を通してヨーロッパで本当に大きな道徳的な力となった。平和のためのロビー活動を行ない、常に反核であり、アメリカが望むようなレベルに自国の軍事力を引き上げることを拒否し続けてきた。2003年、米国がイラク戦争を始めようというとき、ドイツのシュローダー首相は、フランス、ロシアとともに米国のブッシュ大統領に“No”を突きつけた。一方、第二次大戦以来私が見た日本は、偉大な文化、映画文化、そして音楽、食文化の日本だった。しかし、私が日本について見る事の出来なかったものがひとつある。それは、ただのひとりの政治家も、ひとりの首相も、高邁な道徳や平和のために立ち上がった人がいなかったことだ。いや、ひとりいた。それは最近オバマ大統領の沖縄政策に反対してオバマに辞めさせられた人だ。みなさんに聞きたいのは、どうして、ともにひどい経験をしたドイツが今でも平和維持に大きな力を発揮しているのに、日本は、米国の衛星国家としてカモにされているのかということだ。あなた方には強い経済もあり、良質な労働力もある。なのに、なぜ立ち上がろうとしない?私が1968年に兵士としてベトナムを離れたとき、これで世界は変わると思った。新しい時代が始まると思った。これで米国のアジアに対する執着は終わりになると思った。しかし、アフガニスタン、イラクでの壊滅的な戦い、それにクウェートを加えた中東での冒険のあと、米国はオバマの陰部とともにアジアに戻ってきた。北朝鮮は関係ない。北朝鮮はただのナンセンスなカモフラージュだ。本当の目的は中国だ。第二次大戦後にソ連を封じ込めたように、中国に対する封じ込めこそが目的なのだ。オバマはヘビのような人間だ。ソフトに語りかけはする。しかし無慈悲な人間だ。台湾に120億ドルもの武器を売り、日本にステルス戦闘機を売る。日本は世界第4位の軍事大国になっている。それを「自衛隊」と呼ぶのはかまわないが世界4位の軍事大国であることに変わりはない。日本より軍事費が多いのは米国、英国、中国だけだ。日本をそういうふうにした共犯者は米国に他ならない。日本は米国の武器の最大の得意客なだけでなく、米国の行なったクウェートやイラクでの戦争の戦費の支払いをしてくれた。

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