mixiユーザー(id:271631)

2016年07月30日23:42

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意識と鳥

鳥が群れをなして飛んでいる時、ほんの少しずれながら、けれども離れる事なく会話をするでもなく人の目に映る合図を送るわけでもなく、混乱せずに飛び続けている。

あれは、意識や意思の同化が起こっているのだろうな。
同化であり、同一ではない事から少しずつずれてぶつかる事なく飛ぶ事が出来る。
また、渡り鳥たちも、先頭乃至、ある時に先導している者に同化する事によって、迷う事なく、混乱する事なく、飛び続ける事が出来ると見ている。

テレパシーではなく、意識の同化。
繰り返すけれど同一ではない、同化。
少しずれている。
だから く の字に飛ぶ事が出来る。

肉体は個体だけれど、意識は、良く話される事だけれど、全部でひとつだな。
人間はこれが下手になってしまったか、もしくは、今でも全部でひとつなのだけれど、それを強く感じてしまう事で不都合が起こる事から、個体個体で感じ取る事は出来なくさせているとも考えられる。
何故なら、戦争やテロや無差別殺人の様な、通常受け入れられない事実すらも、ひとにとって必要な要素だとしたなら、通常の精神では耐えられず、絶滅に至ってしまう事もあるかもしれない事から。
『アポトーシス』が、その一例だろう。
そう言ったわかりやすい殺戮以外にも様々な場面で同化が行なわれている可能性はある。
同化している最中に関しては、個体での活動は特に重要視されない。
何故なら混乱を引き起こす事に繋がる事から、個体個体で活動しているように思えていても、実は同化している事で全体で活動している事が起こりうるかもしれない。
その内で、様々な事が起こり、個人にとっては惨憺たる事実に見えていたとしても、全体では必要な事と言う事が起こっているのかもしれない。

もしそうであるのなら、それが勝手に起こっていても個人として活動出来るのであれば、同化しながら個人の活動が出来る人間は、かなり器用であり、過ちや間違いも起しやすい存在かもしれない。
同化だけしていた方が危険は少ないからだ。

もちろん、鳥だけでなく、ありとあらゆる存在にその様な事が起こっている可能性はある。

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