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2016年07月18日20:48

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参議院選挙の結果について考える

参議院選挙は与党、改憲側の圧勝に終わった。
自民党の経済政策の失敗がはっきりしている中で
この結果は、この国の将来の悲惨さを暗示しているともいえる。

街頭演説で大きな注目を集めた三宅洋平が落選したこともあり
今回の選挙は「不正選挙」ではないかとの声もあがっている。

ほかの地域は知らないが、ここ大阪に限って言えば
不正選挙はなかったと思う。

今回の選挙にあたり、友人、知人に、
どこに投票するか聞いてみた。

友人A「自民党でええやろ。他だと経済がもっと悪くなる」
知人B「自民でいいんじゃない?日本って外国より豊かだし」
知人C「学会員の友人に勧められたので公明党に入れます」
知人D「維新!公務員をもっと懲らしめろ」
友人でも知人でもない人E
「改憲側の圧勝で憲法改正しろ。中国を許すな」

まあ、こんな感じである。
「不正選挙」の必要がないくらい、だれも政治に関心がない。
そんな感じなのだ。

大阪の結果は自民1、公明1、維新2である。
参議院のあり方から言って、国民の生活の不満を
もっとダイレクトに反映できるようにすべきだと思うのだが。

いつも見ている「鈴木頌の発言」というブログで
「大阪人のアホぶりは異常だ 」という記事が出た。
http://shosuzki.blog.jp/archives/63331056.html

「大阪における改憲派の4議席独占という結果にはさすがに衝撃を受けた」

鈴木氏によると、大阪人の「面白さ」が変質していると言う。

「・・・そして最後にたどり着いたのがルンペン的なヤクザなギスギスした
『面白さ』である。それが維新であり、橋下であり、関西テレビの
『そこまで行って委員会』である。朝鮮人をいじめることを面白く感じ、
世間の良識に反抗して日の丸を掲げて右翼のふりをすることを面白いと感じ、
橋本流の無茶苦茶の論理で府政を引き回すことを『面白い』と感じるように
なっていくのである」

「・・・彼らの『面白さ』はきわめてブラックである。強いものには逆らわず、
生活保護者や宿なし生活者、老人や女性などの弱いものをいじめることで
得られる快感である。そのことで一時、彼らは自らが強者であるかのような
幻想を抱くことができ、それが快感につながっているのである」

たしかに、百田尚樹の「カエルの楽園」を読んで喜んでるような人は
鈴木氏の指摘しているところが見事に当てはまるように思う。
(知人で、これを激賞しているのが何人もいるのだ)

今回の選挙は有権者の歪んだ精神構造みたいなものまで
浮き彫りだして見せたということだろうか。

政治だけなく、有権者のレベルの低下も止まらないといったところだろうか。

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