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2016年06月29日01:29

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Kさんとぶリおクンのポジション変更!

■ Kさんとぶリおクンのポジション変更!

やっぱり体調の変化によっても、サドルの高さやハンドルの高さなどポジションは変わりまますね。黒姫合宿の6月でライドをしている最中に気が付いたことを、タイムのスカイロンを駆るKさん、タイムのZXRSツールアニバーサリーに乗るぶりおクンのポジションに反映させました。

K さんは鎖骨骨折でブランクがあって、その後のリハビリ走りをローラー台に変えて、少し走りが変わっていました。前回の黒姫合宿で4mmくらい上げた
サドルを高く感じていることが、ペダリングする脚の動きで分かりました。

しかも、脚の筋肉がリハビリ中に細くなった分だけ、クランクを踏み込めなくなっているようで、足が踏み込みやすい前後位置や内外の位置を探して、特に右足のカカトが内外へ動いて、ペダルと足のコンタクトが安定していませんでした。

クリートの位置を変更しようかとも思いましたが、脚全体の筋肉の量を見ると、明らかにふくらはぎの大きさが変わっていました。臀筋の張りも前と違っているので、これをバイクに乗ることだけで回復させるのは大変なので、ヒンズースクワットを試してみてください。

自重を使ったフリーウエイトの筋力強化トレーニングです。確実にKさんがペダリングで使っている、体幹から脚の筋肉を強化することができます。ヒンズースクワットのポイントは、まず、腰を下げる時に膝関節を前に出さないこと。腰をその場で沈める感じです。

腰を沈める高さは、真っ直ぐに立っている時の膝関節の高さまでのハーフスクワットくらいまでで、膝関節へのストレスの集中を避けます。3日間隔で1セット50回くらいから始めます。

50回を無理無くできるようになったら、4週間後くらいから50回を2セット、8週間後くらいから3セットを段階的に目指します。臀筋、太ももの後ろ側や前側、ふくらはぎなどが刺激されます。耐乳酸性も向上します。

ウエイトトレーニングを行った日はプロテインを摂って、回復を促進させます。ウエイトトレーニング直後に、ローラー台で有酸素運動レベルの低い負荷のペダリングをしておくと、脳からの信号が通じやすい、動かせる筋肉に仕上がります。バイクで上りを走り込むより早く筋力が回復します。

上り坂でイメージ通りに走れていないなと感じているのは、脚の筋力の低下と耐乳酸性の低下のせいだと思います。元のイメージでペダリングできるまでに、ウエイトトレーニングを取り入れて、時間は3ヶ月くらいかかると思います。焦らないで取り組んでみてください。

ぶりおクンはヒルクライムイベント直前のフィッティングでしたが、ハンドリングが安定する73度ヘッドアングル対応のステムを5mm下げて、ハンドルの上の直線部分やブラケットの位置を5mm下げて、上半身の重さや筋力を使って脚を踏み込めるように設定変更しました。

上り坂のセクションでパワーを発揮できるグリップポジションの設定です。さらに気になったのは、踏み込んだ時に下死点で脚が伸びていることです。少し脚の動きが停滞する感じで、ケイデンスを上げにくくなっています。タイムのシートエクステンドタイプ(トランスリンク)なので、シートチューブをカットする必要がありました。

お昼の休憩時間に7mmほどエアロ断面のカーボン製のシートチューブをカットしました。ホワイトのビニールテープを巻いて、カットするラインをはっきりさせて、シートチューブの中にペーパータオルを詰めて、カーボンの粉が入らないようにして、金ノコで切り、金ヤスリで平に仕上げました。

カーボンの切り粉をキレイにふき取って、カーボングリスをシートチューブの中とシートポストに塗って、中に水が入らないようにして組み戻しました。5mmサドルを低くして、ペダリングしてもらいました。

上越市の富寿司から信濃町へ戻るには、約50kmの距離で800mの標高を上りますから、サドルの高さの変更によるスムーズなペダリングや、体重を利用したペダリングのフィーリングの変化を感じてもらえると思います。ピークス頑張ってくださいね。筋肉をサポートするマグオンも試してみてください。

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