■ フィジークのR4バイクシューズを手に入れました!
フィジークのR4バイクシューズは、カーボンソールで軽いということより、シンセティックレザーをパンチング加工した、少し硬めのアッパーの足型がぴったりで、どこにも足へ当たらないフィット感で、まったく買うつもりは無かったのに、41サイズを試着してみて、そのまま手に入れてしまいました。
つい先月、フィジークのR1のレーシングシューズを手に入れたばかりですが、アッパーはしなやかなナイロンメッシュとしなやかなカンガルー革の組み合わせで、アッパーはしなしなの足袋のような感じで、足の形にフィットして当たる部分がなく快適です。
アッパーの快適さは問題無し、適度にカンガルー革が配置されてパワーを逃がさない面でもフット感も良く、足型というより、バイクシューズのアッパーはしなやかで高く評価されます。でもね、使い始めて分かったんですけど、カーボンソールが妙に厚く感じてペダル軸までの距離があるんです。
そのカーボンソールなんですけど、剛性は適度にありペダルの食い込みはありませんが、反りが急で、シマノのSPD-SL用の大き目のプラスチック製クリートが、3本のボルトを締め込むと、クリートがソールの曲がりに沿ってブリッジ状に変形して、SPD-SLペダルのキャッチメカニズムにクリートが収まらなくなります。
フィジークのバイクシューズのカーボンソールは42サイズくらいまでこの傾向があるそうです。R1のカーボンソールの反りとクリートとのギャップを埋めるために、シマノの純正のシムを手に入れて、2mm厚の樹脂製シムの前半を切り落とし、先端をテーパー状に削り落として、クリートの後半とソールの間に入れて2本のボルトで固定して、クリートの変形を解消して使っていました。
フィジークのR4は先端にマジックテープ止めのストラップが2本、足首よりがダイヤル式の開閉メカニズム付きです。アッパーはシンセティクレザーのパンチング加工で通気性を確保しています。アッパーの形を決める足型(ラスト)があまりにもぴったりで驚きました。
けっこう硬いアッパーなのにどこも足へ当たりません、これならきっと長く乗っても快適です。足首に近いダイヤル式の開閉装置だけでも足を固定できそうです。先端の2本のストラップを切って外してしまおうかとも検討しましたが、しばらくはオリジナルのまま使ってみます。
カーボンソールの反りは41サイズでは曲がりが急で、クリートが反らないよう、やはりシマノのシムを加工したものをクリートの後半との間に挟んで固定しました。タンが少し長めで足首に当たる感じで気になったので、はさみで丸くカットしました。
踏み込んだ時の11mmあるカーボンソールのしなり、ペダルの食い込みをチェックして、アッパーの開閉部分の先端の2本のストラップや、ダイヤル式の巻き取りメカの締め具合をチェックして、クリートの前後位置や内外、取り付け角度をペダリングしながら確認します。
小さな穴でパンチング加工されたシンセティックレザーに、浸透性の高いミンクオイルをドライヤーで温めながらたっぷり染み込ませて、硬めのアッパーをしっとりしなやかにしてみようかな。もっとフィット感が向上すると思います。
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