参院選開幕。党首の第一声を聞いて。

昨日のテレビニュースは参院選公示を受けて、各党党首の第一声を報じていました。

野党が選挙運動で何を争点にするか、或はそのＴＯＰにするかは、倒そうとする相手の安倍が声高に叫ぶ「アベノミクス」を正面切って批判し、その欠陥と失敗の実態を判りやすく有権者に訴えるのが現実的だと思います。

昨日の第一声で、安倍は憲法問題や原発問題を争点にしたくない思惑も明白ですが、それよりも庶民の関心が経済問題であることをよく判っている話しぶりでした。残念ながら、有権者の大半は憲法問題や安全保障という、どちらかと言えば抽象的なテーマより生活に直結した経済問題に左右されがちなのが現状です。

ところが、野党党首は小沢氏を除いて大部分が声高に憲法問題や立憲主義を第一に挙げていたようです。それが一番大切なことも、言いたい気持ちも充分判かりますが、今度の参院選は負ける訳にはいかないことを肝に銘じて、戦術の見直しを期待します。
個人的には、壊し屋で謀略家の小沢氏は好きではありませんが、選挙戦術となれば話は別だと思いますが如何でしょうか？