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2016年06月14日11:50

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シマノのSPDペダルとDPD―SLペダル!?

■ シマノのSPDペダルとDPD―SLペダル!?

ざくそんさんが通勤快速に使っているペダルは、MTB系で構造が確立されたSPDペダルです。MTB レーシングやシクロクロスで使われるペダルとして、専用のバイクシューズで、未舗装路やぬかるみを歩くことや走ることも配慮された、スパイクのスタッドが取り付けられるシステムになっています。

SPDペダルシステムはロングライドやツーリングで歩くことを重視するライダーにも、スポーツサイクリングSPDペダルとしても愛用者が増えています。ロングライドやツーリングを意識したバイクシューズや、シティライドを意識したスニーカー的なデザインのバイクシューズ、スポーツサンダルにクリートを取り付けられるものもリリースされています。

SPD ペダルようの小さなスチール製のクリートは、2本のボルトで樹脂製のソールに固定されて、ソールの表面には地面へ接するアウトソールがあり、クリートはそのアウトソールの内側に収まり、地面に触れない構造になっています。

SPDペダルの足の着脱は、クリートが小さいのと、的になるSPDペダルのキャッチメカニズム側も小さいので、最初は戸惑いますが、慣れてしまえばペダルを見ないでもスムーズにキャッチできるようになるし、カカトを外へひねるように力を入れるとリリースされます。

マルチリリースタイプのSPDクリートを選べば、足を外そうと意識すれば、色々な方向へリリースすることもできます。キャッチメカニズムのバネレートも最弱からレースで足が外れにくい最強まで調整が可能です。調整さえすれば女性ライダーでも問題なくキャッチ&リリースが可能です。

SPDのペダル本体は、MTB 用に開発された両面にキャッチメカニズムがある泥はけ性に優れたモデルと、ソールに触れて踏み込む足を安定させるフレーム付きで、片面キャッチメカニズムで反対の面はフラットペダルの、ツーリングやタウンユース向きのモデルがあります。

その他にやや重くなりますが、がっちりしたフラットペダル的なフレーム付きで、両面キャッチメカニズムのモデルもあります。スポーツサイクリング向きのSPDペダルは、ソールに接触して踏み込む足をあん安定させるアルミフレーム枠付きで、片面だけ踏める構造のキャッチメカニズム付きのシンプルで軽量なモデルも設定されています。

ペダリングを重視する場合は、枠無しのSPDペダルと組み合わせるバイクシューズはソールが硬くしっかりしたモデルを選ぶと、ペダルの食い込みもなく、パワーロスが少ないペダリングが可能です。

歩きやすさとペダリングのバランスを考えると、ソールがある程度しなる方が歩きやすいので、ソールに触れて足を安定させる枠付きのSPDペダルを組み合わせる方がいいでしょう。

街乗りなどにバイクを使う場合は、スニーカー履きでも足が滑りにくいように片側フラットペダルのような枠付き、片側キャッチメカニズムのSPDペダルを採用すると便利です。

SPD ペダルのシステムも足をビンディングペダルにセットしても、踏みながらペダルの踏み面を中心に、カカトを内外に動かし、ペダリングで発生する脚のひねりの動作による、膝関節などへのストレスを分散すことができます。

SPDクリートの前後位置、内外、取り付け角度を調整できます。小さいだけにわずかな香取付け角度の変化で影響が出やすく、位置の調整はロードペダルよりはるかに難しいのです。特に足の自然な向きに合わせた取り付け角度の調整は膝関節の痛みや、筋肉や靭帯へのストレスが発生しないために重要です。

キャッチ&リリースが巧くいかなくなったり、足がいつまでもペダルのキャッチメカニズムを探していたり、足を外そうとカカトを外へひねっても外れにくい場合はクリートの位置の再調整が必要です。クリートの交換やバイクシューズを交換する場合は、クリートの位置決め作業を慎重にやってください。

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