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2016年06月10日00:48

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エアロシートポストでサドルを後ろへ引く加工

■ エアロシートポストでサドルを後ろへ引く加工

タイムのエアロシートチューブを採用しているモデルは、RXインスティンクト、NXRインスティンクトに始まります。ZXRSはさらにエアロ形状ですが扁平度が増して形状が違っています。

フレームに付いてくるシートポストでサドルを後ろへ引ける量では、踏めて回せる腰のポジションをサポートすることができない場合があります。もっと腰を後ろへ引きたい時にサドルを後ろへ下げられない場合があります。

ルックのフレームに付いてくるシートポストを見てください。ヤグラを固定するボルトの穴の位置が大きく前後へスライドできるようになっています。20mmから30mm移動できるはずです。サドルのレールの形状の違い、ライダーの力を発揮できる腰の位置に対応した設計です。それほど重要なポイントなのです。

サドルが適正な位置へ下げられないと、股関節の詰まり感の発生して脚を上げ下げしにくい、腰の位置が決まらない、腰や肩や首や腕が痛くなる、脚へのストレスが発生して疲れやすいなどの現象が起こります。しかし、付いてくるエアロシートポスサドトと同じ形状のシートセットバック(後ろへ引ける)モデルがありません。

さてオリーブさんの快適サドル探しが始まりました。いままでBGフィットのライティアの143mm幅というレディスモデルを採用していました。タイムのRNXインスティンクトはまさにエアロシートポストでシートセットバックモデルが設定されていません。

サドルの最適ポジションを実現するために、ディズナのヤグラを手に入れて加工してサドルを後ろへ引けるようにしましたが、数週間前に一緒に走る機会があってポジションを見てみると、もう少しサドルを後ろへ引いて腰をサポートした方がいいと感じました。

オリーブさん自身も最近サドルが消耗してきているし、長く乗っているとお尻が痛くなるけど、これくらいは我慢できると言っていました。でも、お尻が痛いのは長く走る時に辛いから、なんとかしたいなーと考えていたところです。

シートポストのヤグラの加工は、実は少しずつですが進化しています。ざくそんさんのタイムのエアロシートポストのヤグラ金具も加工して、クランクを回しやすく踏める腰の位置を実現できるように、サドルを後ろへ引けるようにしています。

そのサドルのヤグラの加工の方法は、約1年かけて自分のタイムのシートポストのヤグラ金具を加工して、走行中に緩んだり金具が壊れたりしないか確認して、去年、やっとざくそんさんのベストなサドルの位置を確保しました。

オリーブさんは新しいライティアの155mm幅をいま試乗しています。日曜日のマジカル中に走る姿をみると、少し股関節に詰まり感が発生してペダリングしにくそうでした。

本人も同じ系統のモデルのサドルなのに違和感を訴えていたので、それはサドルのせいではなく、固定されている前後位置や取り付け角度などのポジションの問題だと思いました。

前に使っていたライティアと交換してサドルを設定した位置より、加工してあるヤグラ金具で、できる限り後ろへ移動したのですが、さらにヤグラ金具を加工して、もっと後ろへ引いた方が、パワーを発揮できる腰の位置にマッチすると思います。

ベストなサドルの位置を実現するために、シートポストのヤグラ金具をいくつか手に入れて、BG フィットのサドルのレール幅や、最適な前後位置を想定して、アルミ合金製のヤグラの金具をリューターで削って加工して準備しています。

今週末には加工したヤグラ金具に交換して、サドルを後ろへ引けるようにして、高さ、取り付け角度、前後位置をベストなポジションへ設定できると思います。お尻が痛くなったのを我慢して走るのは辛いですからね。




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