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2016年06月07日00:51

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夜と霧

昔、食い繋ぎでごみ収集のバイトをしていた時、生きたままの子猫数匹が段ボール箱に閉じ込められて捨てられていた。
鳴いていたからわかるものの、鳴いていなければ、そのまま塵界車の中へ。

猫や犬の死体を回収すると、微々たるものだが特別手当が出る自治体だった。
生きたままのものは保健所に連絡して、今では安楽死をしないそうだが、当時は措置。

葬儀場で働く以上と言うか以下と言うかの仕事だったよ。
どんな仕事よりも人間の生活と人間そのものの最も底辺を垣間見る事がある。

幸いぼくは未経験だが、死んだ嬰児が捨てられている場に遭遇する職業は滅多に無い。
ただ、どちらも、多くの人がやりたがらないが、けれども絶対に誰かがやらなければならない尊い仕事でもあった。
人知れず誰かがやってくれているから、このような水準の生活が送れるんだ。

致死性のガスにて大量に窒息死させられている犬を動画で見た事がある。
まず、安楽に死ねている様には見えなかった。
硬直し、酷く悶え苦しみもがいていた。
それで「楽に死ねているんです」と言う係員やら担当者が居るなら、間違いなく、そう思い込む事で自分を救おうとしているな。
また、そう言えば言う程に苦しんでいる事が見て取れる。
何故なら、そんな事があるわけないからだ。

夜と霧、ユダヤ人大量殺戮のアウシュビッツを思い出した。
何度か読んだが、一度読めば忘れないが、何度か読み、これからも繰り返し読むだろう。

ごみ

いろんなものが捨てられている。
これだけのものが捨てられているんだ。
ひとの命や人生、自らのものでだって捨てるだろう。

敢えて言うのだけれど、これらも含め自然現象だ。

■雑木林にえい児遺体=死体遺棄容疑で捜査―鳥取
(時事通信社 - 06月06日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4029770
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