世界各地で勃発する事件を解決するために奔走する、キャプテン・アメリカとアイアンマンと仲間達。
彼等の活躍の反面で、数多くの民間人の犠牲が出たことに対して、国連の管理下へ置かれるべきか否か?という問題が起こる。
賛成派のアイアンマンと、否定派のキャプリカの意見が真っ二つに分かれて対立。
そして仲間同士の「civil war」(「内戦」)へと発展するが…。
「キャプテン・アメリカ」、「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」に続く、シリーズ三作目となる作品。
キャプリカと、関連作品アベンジャーズのシリーズが好きな人なら、とても楽しいでしょうねw
個人的に「ヒーローの戦いの中で、民間人に犠牲者が出る」、そしてヒーロー達が被害に悩むというストーリー展開に、とても違和感を感じます。
これは小さな頃から仮面ライダーや戦隊モノに慣れ親しんでいたからかもしれませんが。
仮面ライダーやゴレンジャーなどの日本の特撮ヒーローは、街中で悪党と一触即発の事態になったら、次のシーンでは突然、誰もいないところに移動。
宇宙刑事モノでは、「不思議時空発生〜〜!」のセリフと共に、主人公と悪党が突然異次元へ吹っ飛ばされてましたw
そして、ヒーローが堂々と名前を名乗り、悪党達と周りを気にすることなく戦ってました。
見ている人が現実的な世界から、空想の世界へと方向転換する…、という演出。
悪党達が暴れていた時に、なぜ警察や軍隊が出てこないの?
子供の頃から疑問に思ってましたw
アメコミや日本の特撮ヒーローは、基本的に「ファンタジー」、いわゆる現代の寓話だと思います。
最近話題になったスターウォーズ、作品の最初で現れる字幕を思い出してください。
「l昔々…」、これは昔話の始まりの常套句。
歴史や政治をストーリーに取り入れるところは面白い。
周りを気にせずに喧嘩していた主人公達が淡々と反省しているところがアメリカの歴史を風刺しているようで。
前にみた、日曜朝の特撮番組「ゴーバスターズ」。
悪党達が町をぶっ壊している最中で、最初は主人公達がてっきり敵を倒すと思っていたら、真っ先に住民を救助していたのが印象的。
自衛隊、警察、消防、ボランティアを想像しました.
東日本大震災の翌年に公開された作品。
面白かったw
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