老後

残念ながら老後と言うのは、老いた後と書く。
老いて更に後を生きて行く中で、車などの絶大な力を発揮する物は扱うべきではないね。

ぼくも42、老いは日に日に高まっていく。
まだまだ若いと言う人は過信、若しくは、言いたいから言っているだけの事で、間違いなく老い始めてから10年以上は経過している事を痛感する。

それが理解出来るからこそ、次世代をきっちり育てておきたい。
自分が老後を生きるに至った時に、老いている最中頑張れる人間を育てておきたい。

これが相当困難。
まあ、育てようと言う意識のある大人や企業は皆無で、育ちたいと思う意識のある若者、青年も居ない。
両者居ても口ばかり。
やる事もやらずに言うばかり。

あれも一種の鬱なんだろうな。
本人は言っているだけでやっている気になっている妄想なり幻想から抜け出せない。
最初はただ調子良く、本当に言っているだけで誤魔化しているのかと思ったら、実は本気な上に、出来ないと挫ける、豪快に挫ける。
こちらとしてはやっていない事を見ているから、そんなハードルを飛び越えられるわけないじゃんと、普通に見ているのだけれど、当人たちは豪快に傷つき挫け立ち上がれなくなる。
こんなにやったのに、と。
具体的にひとつを指して「これはやったのか?」と訊ねると「やってません」と言う。
「では具体的にどれをやったのか」と訊ねると「色々やっている」と言う。
結構多くの人たちが自分たちは「やっている」と言う。
やってないな、全くやってない。
そう言うと「そんな酷い事を言うな」と言う。
言わなくても駄目だし、言うと「言うな」と言う。

終いには「褒めて育てろ」などと言うマスコミを利用しだす。
褒めるにはそれだけの評価を与えられる結果を出してもらわなければならない。
それが、無い。
申し訳ないが、全く無い。
褒める事が出来ない。
電話を取る瞬間の左手のラインがイイネ、とか、率先的にごみを捨てに行く時の笑顔が素敵だったよ、とか。
なんの仕事ですか。

これだけでもう育つ気が無いと言える。
これらは老いている者も若い者も言う。
同種なんだな。
こんなにこんなのばっかりではどうにもしようがない。

あちこち回っているけれども、あまりに唖然としてしまう者たちがこの30年くらい周囲に絶えない。
ぼくが迎える老後で、老いた後でも若い者たちの面倒を見なければならないと思うと、嫌になる。

車を誤操作? 歩道の2人はねる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3980304