また飼育動物が増えてしまった…かも。
岸和田自然資料館の機関誌に、ムカデの飼育記録が書いてあった。
性懲りもなく、機会があれば飼ってみたいな…と、頭の片隅にあった。
それから、春が来て。会社の緑地でちょくちょくデカいズアカムカデを見かけたが、そういう時は捕獲の準備などしてないし、ほかの社員に見られたら何言われるか判らん。
そんなこんなで先日、5月1日、風呂場に蟻(イエヒメアリと思う)がたくさんいたので、「アリの巣コロリ」を仕掛けた。
が、どうやらこれが蟻を反って呼び寄せたらしく、2日、風呂を沸かしてさあ入ろう、と浴室の扉を開けた。
目に入った光景に、一瞬パニックになりかけた。
浴槽の縁と言わず蓋と言わず、真っ黒け!しかも蓋の上には5センチほどのムカデが!思わずキンチョールを手にしたが・・・まてよ・・・
まず薬缶に熱湯を沸かす。
それからワンカップ焼酎の空き瓶でムカデを捕獲。
沸いた湯を蟻どもにぶっかける。風呂のふたを開けると湯船も蟻で真っ黒け。パニック寸前の心境でシャワーで洗い流し、せっかく沸いた風呂の湯も流す。
その日は湯を張り替えて風呂に入り直す。出しなにたっぷりキンチョールを撒いておいた。
さて、昨日帰宅してムカデを見る。濃い灰緑色。ズアオムカデ。
本当はズアカかトビズが欲しかったので、こいつはヒキガエルにくれてやろうか…とも思ったが、せっかく手に入ったし、大きさも育て甲斐ありそうだったので、飼育ゲージへ…と、相成ったのである。
で、今日、餌を探す。一応ヒキガエルと共通なはずなのでダンゴムシ、ワラジムシ、ハサミムシを捕まえる。ダンゴとワラジはヒキに。
ハサミムシを与えてみた。
ササササ…と走ってあっという間に捕まえた。ハサミムシ、鋏で反撃もできずひと噛みである。
これで「仕事」が増えてしまった・・・
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