パワーで押し切れた時代は去ったな！？

■ パワーで押し切れた時代は去ったな！？

我慢する力は衰え、パワーで押し切れる状態でもないし、ここ最近の正直な感想です。３０歳を越えた頃から感じていた疲労感や回復の遅さ。もちろん徹夜に近い状態で働いたり遊んだりして、頑張っちゃったんだから当然疲れているんだけど。

無理を重ねた土曜日、日曜日の朝、一睡もしないでバイクウエアへ着替えて、朝からライドしたりもできたわけです。４０代でも、清志郎さんのコンサートを観に行って、楽屋で誘われて打ち上げにつき合わせていただきました。

代々木上原にあるロックンロール研究所のスタジオでの２次会にもつき合って、外が明るくなったころにおいとまして。首都高速に飛び乗ってつくばへ走りに行っても、普通に１００km走れた気がします。

最近では、どうにもぐっすり眠れなくなって、そのまま朝を迎えてしまって走ったりすると、心臓がドキドキしたりして、1日元気に走れなかったりで、気持ち的にもへこんだりするけど。元気な７０代のライダーがいるので頑張らねばとは思うけど、６０代に入って疲れ方の度合いが違う感じです。

疲れの原因は、目が衰えていることも大きな要因になっていますね。それも動体視力が著しく低下しています。そして、左右の目の見える感じがだいぶ違ってきていて、左目の見えている視界と、右の目の見えている視界との差があります。それに乱視もからんで疲れてくると見えている状態は複雑です。

人間の脳は、どうもはっきり見えている側の映像を尊重して処理をしてくれているみたいで、右目の視野に写っているものを選択して状況を認識させてくれています。ところが、左右の差を修正する処理が、頭を相当に疲れさせるみたいです。

ドライブ用のメガネを作ったり、近い作業用のメガネも用意して、次は度付きサングラスを作り直さなくてはいけないようです。５月までには何とか慣れて楽に走れるように準備しなくちゃ、草加のサングラスミュージアムへお願いに行こうかな。