その1
4月のはじめにソプラノ歌手の伴奏をやるので
合わせ練習（リハーサル）をした。
細かい表情づけを要求されたり、
かなり速いテンポを要求されて悪戦苦闘だった。
あと、蘇州夜曲の楽譜は
ピアノパートが素人の編曲なのか、
まったく使えないことがわかったので
自分でアレンジすることになった。
なかなか大変である。
本番の直前にもう一回リハをやるので
それまでには何とかしたい。
その2
フォノカートリッジ「Shure V15 Type�検廚箸い┐�
もはや知る人ぞ知る存在というべきだろうか。
アメリカのMMカートリッジ「Shure」の交換針は、
もともとは
メキシコで作られていたが、CDの時代に入ったため
だいぶ前に生産中止になってしまった。
その「Shure V15 Type�検廚慮魎洪砲鯑�本の会社が
受注生産してきたのである。
（Shureのカートリッジは、SONYやコロムビアのLPと
相性がいいと思う）
しかし、時代の流れには逆らえないのか、
この受注生産品も先月に生産中止になってしまった。
入手するには一刻も早くしなければならない、はずなのだが
問題は、以前のメキシコ針と日本製の音質が
全然違うところにある。
前者はいかにもアメリカンサウンドという感じの
開放的な音。
後者は、折り目正しい、控えめな音。
これは正直、非常に困る。
値段は針先のみ（MM型なので当然）で1万円ちょっと。
高くはないのだが、
交換針を買うか、ほかのMMカートリッジに買い換えるか
非常に迷っているのだ。
迷っているうちに交換針が品切れになったら困るが
さあ、どうするか？
その3
「ショパンの事件譜」というマンガをネットで知り、
さっそく買って、一気に読んでしまった。
主人公は中古レコード店の店主で、CDでなく
LPやSPにまつわるミステリー物である。
梅田や日本橋の中古盤店をハシゴするのが好きな
自分にとっては、読まないわけにはいかない1冊だ。
「モーツァルトの涙（シューリヒト ハフナー）」
では、音楽喫茶での、マスターと客の会話で
マスター「未完成はベーム/ベルリンが好きです」
客「私はクリップスかな、いや1956年の・・・」
客は、英デッカの初期盤コレクターで、1956年というのは
シューリヒト/VPOのことである。
作者自身、かなりのマニアなのだろう。
あと、レコードプレーヤーを、かなりていねいに
描いてあるのもこだわりだろうか。
「美味しんぼ」でも、アームに取り付けられた
イケダのカートリッジがわかるように描いていたが
レコードプレーヤーというのは、漫画家にとって
描きがいのあるものなのだろうか。
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