「傷つかない」「気がつかない」

今年で42になるけれど、一度も思った事ないんだよな。
昔は良かった、等。

ただ、各年代、自分が自分を過ごしてきた事を娘たちと比べ言う事はある。

単純な機能毎で見るとぼくの方が圧倒的に上回る。
けれども、精神性を見ると娘の方が確実に上回っている。

流石、ぼくが育てただけの事はある。

そう言って毎日自画自賛の日々で、時代の事なんて褒めたり羨ましがったり、戻りたい等思った事は一度も無い。
これから生きて行けば生きて行くほど自画自賛出来る日々が増えていくだけので、更に思わない。

それに、はっきり言ってそんな事を思う暇が無い。
暇なんだよ、そう言う事を思いやすい人は。
自分から何かをする事がない人。
今何もしていないから、少なからず何かをしていた時や、そう美化した時の事を言うのだろうな。

「寂しい人」と、自らの事を思いたくはないだろう。
人は思いたくない事は見ないようにする。
その方が傷つかない、と思いがちで。

「傷つかない」「気がつかない」
「気がつける」と言う事は、触れないと気がつけるわけがない。
「傷つける」程に何かに触れたなら間違いなく「気がつける」のに「傷つく」のは怖いから「気づく」程に触れようとしない。

その事に気づいた時、どれだけ心が傷つくかわかっているだろうに。

ちなみにぼくは周囲に居る者にはその事をわかろうとわからなかろうとどの様な形でも伝える。
あとは自分次第だ。
もともと自分次第だけれど、言ってやる事で気がつく人は少なからず居る。
とても少ないが。
また、気がついたその内、これから行動する人はもっと少ない。
別にしなくても良い事だし。

■「昔はいい時代」っていつの頃？調査により「昔」が判明！
(しらべぇ - 02月27日 19:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=3872757