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2016年02月16日23:43

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ベツレヘムのイエス生誕教会の修復を主導したのはパレスチナ政府であった。

パレスチナ人の自治区ヨルダン川西岸地区の中心に位置するベツレヘムにあるイエスの生誕教会、マリアがイエスを生んだ地に3世紀に建てられた、キリスト教にとって最も尊い聖なる教会の修復がほぼ完成したとAP通信がツイートで伝えています。

驚いたのは、その修復工事を主導したのが何とイスラム教徒のパレスチナ政府であったことです。

2年前に始まったこの難工事のパレスチナ政府責任者al-Bandak氏は「ここまで修復が進められたのは正に画期的と言える。貴重な文化遺産と歴史を保護することは、われわれの未来を守ることになると誇りに思う。」と胸を張っています。

これまでに掛かった費用は約8百万ドル(約10億円)にのぼり、一部はパレスチナ政府が、残りはパレスチナ人有志やローマカトリック教会、ギリシャ正教会、アメリカと各国のキリスト教会などが拠出しているそうです。
この千年以上も手を入れられてこなかった生誕教会の修復工事は、パレスチナの修復専門家たちと、イタリアやロシアの歴史的建造物の修復で多くの実績を持つイタリア企業Piacenti社が共同で作業を行ったそうです。

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