公式サイト→
http://unbroken-movie.com/index.html
アンジェリーナ・ジョリー監督作品のれっきとしたメジャー配給のハリウッド映画なのだが、反日的ということで大手劇場で公開がままならず、ミニシアターでの公開となってしまった作品。
主人公はオリンピックでの将来を期待されるアスリートだったが、戦争で日本軍の捕虜となってしまい、終戦までの2年間、捕虜収容所で暮らすことになる。そのシーンが反日的なのだろうか?捕虜の扱いがよくなかったのは事実なので、この程度で反日と言うのはどうであろうか。
・食料不足で捕虜たちは空腹だった→事実です
・ジュネーブ条約に違反して捕虜に労働させていた→事実です
・虐待まがいのひどい扱いであった→事実です
テーマは主人公の不屈の精神であり、最後は希望を感じさせる終わり方である。ぜひ多くの人に見てもらいたいのだが・・・・・
2時間を越える長尺の映画、しかもミニシアターが珍しく満員、なので前の方の席で首を無理な姿勢に保ちつつの鑑賞にもかかわらず、時間を感じさせないいい映画だった。
ちなみにこのような体制の場合、冬だとマフラーを巻いてそれを首の後ろに置くと結構楽です。
構成にまったく隙がない。アンジーは監督としても優秀なんだなと納得。個人的には皆に見てもらいたいので話題になって大箱での凱旋上映を期待したい。
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