自分が野球を見るのをやめた理由の一つに
「清原の傲慢と年棒」があった。
チャンスに弱く、三振や凡打が多すぎるのに
2億も3億ももらっているのが納得が行かなかった。
西武時代の終わり(巨人に行く前)には、すでに
打率は2割5分にまで落ち込んでいた。
こんな選手が、年棒交渉中のインタビューで
「それだけしかくれないなら、一生懸命野球やるのをやめる」
などといっているのに我慢がならなかった。
しかし、いま考えてみると
自他共に認める、人並み外れた能力を持ちながら
それが思うように発揮できない。
清原自身が、そのことでどれだけ悩み苦しんだか
そのことは、まったく気がつかなかった。
彼の先輩の落合や、後輩のイチローに比べると
ありあまる才能を、じゅうぶんに開花できなかったのは明らかだ。
清原自身、それが許せなかったに違いない。
もう少し、おおらかな、ポジティブな気持ちで野球に取り組むことが出来たら
良かったのではないか。
そう思うと残念でならない。
彼の薬物使用に対して、かばうつもりはない。
ただ、彼の野球人生の苦悩だけは
わかってあげたいと思うのだ。
■覚醒剤「自分で使うために所持」 清原容疑者が供述
(朝日新聞デジタル - 02月03日 17:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3834850
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