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2016年02月03日11:27

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210kmのコースを元気に走るには

■ 210kmのコースを元気に走るには

5月15日に日曜日に開催される佐渡ロングライドは、佐和田浜スタートの佐和田浜フィニッシュのAコース210km。佐和田浜スタートの両津経由で佐和田は目へ戻る佐渡半周のBコース130km。佐和田浜スタートの両津港フィニッシュのCコース100km。相川エイドステーション折り返しのDコース40kmのカテゴリーがあります。

佐渡のコースは完全なクローズドではなく、地元の人は自粛してくれてはいますが、観光などでバスやクルマは走っているので、横へ広がった集団走行はもちろんダメだし、ブラインドコーナーなどでの反対車線へのはみ出し走行は危険です。お金を払って走っているんだと、道路を占有している気分なのか、はみ出し走行しているライダーが多いですね。

もっとも長いCコースの走行距離が210kmですが、簡単に言ってしまえば、佐渡ケ島の広い外周道路で、大佐渡や小佐渡をアップダウンしながら、ぐるりと巡るコースで地図を持って走らなくても、ほぼコースを間違えることなく走れます。

スタートは5時30分ですから、前日にバイクウエアへゼッケンを安全ピンで取り付けて準備して置きます。できればバイクウエアもソックスもグローブもヘルメットも、そして雨が予想されたらシューズカバーやレインジャケットも雨用の指付きグローブも準備して、あわてないようにします。

4時起きで佐和田浜へ移動ですね。前日にコンビニで調達した消化のいい朝ご飯を食べて、丘の上の駐車場でフロアポンプでタイヤへ空気を入れて準備します。朝はけっこう寒いのでウインドベストが必要ですね。補給食やナンバーはバイクに取り付けておきます。ボトルは保冷タイプを2本で水を入れてスタートします。

210kmコースには、エイドステーションが15kmから40kmの間隔で7カ所あります。水や補給食が用意されていますから、そこで止まって糖質を食べるのもいいですね。エイドのトイレは混んでいることがあるので、コース上にトイレの看板があるので、すいている場所で済ませて走るとロスタイム無しで走れます。

210kmで標高が100mを越えるピークは5カ所、終盤の3カ所が脚を使ってしまっているので思っている以上にきつく感じるかも知れません。でも佐渡の難所は上り坂もそうですが、海岸沿いを走るので風です。風向きが逆風だと平地でも上り坂のような踏み込むペダリングになって脚を消耗します。

そういう時はペースが近い集団に潜り込んで、ドラフティング走行で助けてもらいます。でも、前を走っているライダーが集団走行に慣れているか、真っ直ぐ走っているか、不用意なブレーキングをしないかを見極めて、接近するか少し離れて走るか、それとも違う場所へ付くか判断した方がいいと思います。

最初の難所はスタートして60km地点のZ坂が標高140mで最大の傾斜が11%。70km地点のはじき野エイドステーションは標高100mで最大の傾斜は10%。両津のお昼ご飯のポイントは100km地点です。ここまでをC−2のライダーは平均時速20kmから25kmで走り4時間から4時間半で走ります。

このコースは道なりに走れてしまうし、交差点などにはコースをガイドしてくれるスタッフが立っていてくれるので、コースをロスとすることはまずないので、走ることに集中できるロングライドイベントです。マップリーディング的には簡単なコースレイアウトです。

両津からは標高40mくらいの小さいじわじわ効いてくるアップダウンがあり、150km地点で標高40mのアップダウンが少しあります。本格的な上り坂があるのは173km地点からで、いわゆる小佐渡の後半でもっとも苦しい上りの登場です。標高10mからアップダウンする標高160m、140m、120mの山があります。傾斜は最大で9%、ほぼ7%ぐらいの坂です。

ビギナーライダーで確実に完走するのを目指すなら、前後半のペース配分は重要です。後半173km地点から山場があるので、ここまでに脚を使い過ぎていると、かなり脚が動きにくくなっているので、前半は抑えめで走ります。最大傾斜で9%と言えどもかなり厳しくて、25Tのローギヤで踏み切れなくなって、歩いているビギナーライダーが続出しているセクションです。

海岸線から一気に坂を上がったと思ったら、また海岸線までダウンヒルすることかか、後半に入って疲れたライダーには精神的にも辛い坂です。自信がなかったら28Tは用意した方がいいと思います。ちなみに上り坂が超苦手なクマジジイは、お守りとして34×32Tのヘナチョコギヤの組み合わせを用意しています。

補給食は元気に完走するために重要です。お腹がすいたと感じる前に食べることが重要です。空腹感は糖質補給による刺激がないこと、そして、そのまま走り続けると体に運動エネルギーになるグリコーゲンは蓄積されていても、供給するシステムの栓を絞り始めますよ、という体からの警告です。

普段のライドでも時間の間隔を守って、補給食を食べなれておくことです。糖質を補給できるものを食べます。本番ではザバスのピットインゼリー、1個で100キロカロリーくらいを10個用意して、小さなフロントバッグに入れて走ります。走りながら取り出して、30分から1時間の間隔で1個か2個、食べたくなくても食べます。

急激に力が入らなくなって踏めなくなる症状が発生しますが、蓄積されているグリコーゲンを使い切った分けではなく、補給で糖質の刺激がないから、体のシステムが供給を絞っただけです。糖質刺激を続けることで体に蓄積されているグリコーゲンを、有酸素運動と無酸素運動のエネルギーとして供給されるように、エネルギーシステムを活性化させて走ります。元気に完走したいですね。

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