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2016年02月03日10:39

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バイクを仕事部屋へ持ち込むとヤバイ!

■ バイクを仕事部屋へ持ち込むとヤバイ!

明るい光の中でバイクを見ると、もの凄い汚れ方です。前後のホイールを外して階段を上げて、床に置くのもためらうほど。そういう時は、とりあえず真っ白なバスタオルを敷いてその上にばっちいバイクを置きます。

何週間だろ、水やシャンプーを使って洗車していないかな、まったく覚えていません。暖冬とはいえ寒くなってから水に触れるのは覚悟がいるので、根性無しの寒がりになったので洗車なんて思いつきもしませんでした。仕事部屋でタイムと向かい合ったのはだいぶ昔のような気がします。

基本的にバイクは全て室内保管なので、ダメージは少ないのですが、走った後の手入れは、ホコリや油汚れを洗いざらしのタオルでふいて、チェーンにはワコーズのブレーキパーツクリーナーをスプレーして、油汚れを落として、ホルメンコールのルーベエクスとリームを塗って馴染ませるという最小限の手入れだけです。

覚悟して外でクリーニングの作業をする時は、レンチフォースの整備台へバイクを固定して、前後輪を取り外し、リヤエンドにチェーンをフックするプーリーの付いている小物を固定して、チェーンを洗う器具にワコーズのエアフィルタークリーナーを満たし、チェーンをドライブさせながら洗浄すると、さすがにチェーンのリンクやリンクピンの中までぴかぴかに油汚れ落とせます。

ブレーキパーツクリーナーや、エアフィルタークリーナーをふき取って乾いたら、レンチフォースの整備台と整備途中のバイクを仕事部屋へ移動して、温かい中でじっくりチェックします。バイクを裏返したりもできるので、上や横から見ただけでは発見できない場所の汚れが次々に見つかります。分解してオーバーホールしたくなっちゃいます。

ヤバイのは、そんなキレイにしたいモードになってしまった時です。ブレーキケーブルやシフトケーブルを切っちゃったりが始まっちゃいます。これではまるでクリーニングではなく本格的なオーバーホールです。ア〜始まっちゃったと思った時は遅く、2時間も3時間も自転車いじりになってしまいます。

こうなると工具箱とスペアパーツのボックスが必要になります。ヘッド小物を分解してフロントフォークを抜いて、上下のシールドベアリングを確認したり、交換したりになります。シマノのハブ用の防水性の高いグリスを塗って組み戻します。

スーパーレコードのカーボンクランクも、24mm径のチタン合金製ハンガーシャフトのハースジョイントを固定しているチタンボルトを、逆ネジなのを思い出しながら、10mmアーレンキーボルトで緩めて、ハンガーカップの圧入部分の消耗や、シャフトに圧入されているシールドベアリングのサビや汚れもチェックします。

3万km走っていたり、カーボンクランクを横方向へ押して回転部にガタが発生していたら、リプレース工具とスナップリング工具を使って、カルトベアリングを取り外して交換します。これで、走行中にベアリングのリテーナーの樹脂がバリバリっと破損して、ハンガーがガタガタになって、大変なことになるのを防げます。

この辺りまで作業が進むと後悔が始まります。何でこんなことやっているんだろう。まだブレーキケーブルとシフトケーブルを張らなくちゃいけないんだ。おっと、その前にリヤとフロントの変素機を外してクリーニングするか、それともブレーキパーツクリーナーをスプレーして洗っちゃうかを決断します。

外に持ち出して、スプレーして洗っちゃうことが多いですね。リヤ変速機はエンドから取り外してクリーニングしても、戻すだけで元の変速性能へ戻るんですけど、フロントはそうはいきません、直付け台座から取り外すと、チェーンケージの高さや向きの調整が必要です。

しかも、直付け台座と直付けのフロント変速機との間に入れている、アルミ合金製のテーパー状のシムの調整が必要で、チェーンケージの下端が、アウターチェーンリングの歯先のアールに沿うようにするという難関があるので分解したくないのです。

というわけで、オーバーホールを変な時間に始めてしまうと、外が明るくなるまでかかってしまうのです。だから、工具やスペアパーツが置かれている、暖かい仕事部屋でのバイクのクリーニングはヤバいんだよな。階段の下に置いてあるバイクの汚れが気になるけど、今週末は仕事部屋へ持ち込まないぞ!。

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