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2015年12月24日05:39

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ユダヤ、キリスト、イスラム

タイトルに挙げた3つの宗教は、いずれも中東で誕生した宗教である。現在はイスラエル
領になっているイェルサレム。ここはこの3つの宗教にとっていずれも聖地とされている
ものだ。この3つの宗教の関係性というのが、現在の紛争に関係している。

宗教には聖典というものがある。ユダヤ教の聖典は旧約聖書。キリスト教の聖典は旧約聖
書と新約聖書。イスラム教の聖典は旧約聖書と新約聖書とコーランである。つまり、この
3つの宗教は共通の聖典を持っている。

まあ言ってみれば兄弟宗教みたいなものなのだが、似た者同士であるからこそ対立の根が
深いとも言える。さらに信者数が10億を超えているキリストとイスラムの場合、内部に
いくつもの宗派があって、それぞれが対立している。イスラムの場合は現在でも宗派間で
殺し合いをやっている。

キリストのほうは、最近こそそのようなことはやらないが、昔は血みどろの抗争を繰り広
げていた。ユダヤは信者数も多くないから、宗派間対立というのはあまりないようだが、
ユダヤ対イスラムというのは、何度も中東戦争を起こしている。

宗教的対立というのは、血みどろの抗争に結びつきやすい。さらに、ごく普通の穏やかな
人々までが、割と簡単にそういう行動をとってしまうから怖い。人間を狂わせやすい、と
いうのか。いやもともと人間にはそういう部分があり、全員がそうなる可能性があるとい
うことだろうか。

全人類共通の要素だな。中国でも日本でも宗教対立による殺し合いは、行われてきたわけ
だし。これを無くす方法というのは存在しないのかもしれない。

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