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2015年11月03日00:16

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明日ナロータイム − GO!GO!TSURIKAKE

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気がつけば、旗艦島風(とっきゅうしまかぜ)に揺られていたみりん弱小提督。昼飯に伊勢さんお手製のうどんを作ってもらったり、軽巡五十鈴(いすずがわゆききゅうこう)に見送られたり(イミフ)


 今日はひょんなことから、50000系初乗車をかねて三重県を堪能。ちょうど1年前初めて訪れたナローの北勢線。今回はもう一つのナロー、四日市あすなろう鉄道を乗り潰しました。

 四日市〜内部(うつべ)間を結ぶ内部線と、途中の日永から分岐する盲腸線の八王子線からなるあすなろう鉄道。三重交通→近鉄と変遷してきた歴史は、北勢線と同じです。使用されている車両も、元々は北勢線と同形式のものでしたが、独自の改造で若干の差が生じています。


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現在使用されている車両たちのうち、動力車を除く付随車・制御車の大半は三重交通時代に製造された車齢60年戦士。車体の流用以外は大がかりな改造を施されている車両が大半とはいえ、半世紀を越えまだまだ現役を貫く車両が多数いてるということは特筆すべきです。


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塗装は柔らかなイメージのパステルカラー一色塗り。黄・黄緑・橙・青・紫の5パターンが存在し、ランダムに配されているのが特徴。四日市方から、Mc-T-Tcの3連を組んでいます。北勢線の車両同様、動力は全て吊りかけ式。あの重厚なサウンドが楽しめますw


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三重交通時代の面影を残す制御車と付随車。これはすっきりとした外観ながら、昔ながらのバス窓が残るパターン。


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こちらはウィンドシルもきっちり残され、小ぶりの窓がいかにも古めかしさを醸し出しているパターン。こちらのパターンの車両は、今後順次新造車へ置き換えられる予定となっているのだとか。


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あすなろう鉄道移管と同時に車体更新が始まり、その第一号が最近登場し話題となっていました。それがこちらの261F(261-181-161)。中間付随車の181は完全新造車。両先頭車も改造とはいえ、ほぼ新造といっても過言ではないほど一新されています。


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前照灯と側面行先表示にLEDが用いられ、車内も座席や内装を一新。それまでの古めかしい雰囲気は完全に消滅しています。座席上部の取っ手がハート型になっていたりと、おしゃれなアクセントが目を引きます。


 でも動力は相変わらず吊りかけのままなので、真新しい車内で重厚なサウンドを楽しむというギャップが、またなんともいえませんw



〜おまけ〜
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現在は日永から盲腸線という形で、西日野までの1駅区間を結んでいる八王子線。元々は西日野から先3つの駅が存在し、かつての終着駅は近鉄八王子でした。文字通り、八王子線の名の由来です。それにしても、日野とか八王子とかまるで中央線を思わせるような駅名が集中してるのは、単なる偶然でしょうか…w 西日野〜近鉄八王子間が廃止となったのは1974年。沿線の川が氾濫し、軌道に大きな被害を被ったのが原因でした。最近で言うと、高千穂線の様な末路だったわけですね…。ちなみに現在の西日野駅は、水害以前の西日野駅よりも200m日永寄に位置してるそうです。現在近鉄八王子までの廃線跡はほぼ道路に転用され、当時の偲ぶ遺構は皆無に等しいようです。
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