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2015年09月16日17:43

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第40回湯布院映画祭レポート(15) 「3日目 連続鑑賞」

  
3日目、29日(土)の朝。

今朝も、曇りです。 昨日と同じようにお昼頃には晴れてくれたら良いのですが。
本日は昼食をとるのが遅くなる見込みなので、朝食はパンを二つお腹におさめたのでした。

9時20分頃に宿を出発。
かすかな霧雨の中、傘を差すほどではないので、早足気味に歩いていきます。
会場と目と鼻の距離まで来た時、少しはっきり降り始めたため、30秒ほど小走りになり、公民館の玄関へ駆け込みました。

ほどなくして開場時間の9時40分となり、いつもの席につきます。

■29日(土)■ ≪ 名作劇場 「江戸っ子祭」 10:00〜11:36 ≫
監督/島 耕二,脚本/小国英雄,出演/長谷川一夫,川口浩 他

【 1958年作品。 将軍世嗣の竹千代は、弟の国松をたてる一派につけねらわれようとしていた。 御殿生活の退屈をまぎらわすため、辻斬りをする竹千代には、下情に通じさせるのがよかろうと、彦左は、出入りの魚屋である一心太助のもとへ小僧として住みこませた。 長谷川一夫のテンポの良い滑舌と江戸っ子ぶりが、心地よい。 (リーフレットより) 96分 】

2割くらいの入り。
タイトルも知らなかった昔の作品ですが、それなりに楽しめました。

本作の上映時には、冷房が効きすぎぐらいの状態であったため、半袖では寒くて。
お客がもっと入れば、適温になるのかもしれませんが。
そこで、いつもバッグに忍ばせている秘密のアイテム 【長いアームカバー】 を両腕に通し、手首から腕の付け根ぐらいまで覆って、冷え過ぎを防いだのでした。
結局、これが唯一の出番でしたが、今年も持って来て良かった〜。

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次の作品を続けて観る場合、チケットを持っているなら、そのまま同じ席にいて構いません。
実行委員が場内を回り、全日券を確認したり、前売券や当日券をもぎりますから。

■29日(土)■ ≪ 特集上映 「歓待1.1」 11:45〜13:21 ≫
監督・脚本/深田晃司,出演/山内健司,杉野希妃,古舘寛治 他

【 2010年作品。 東京の下町の小さな印刷屋。 経営者の男は、若い妻と前妻の娘、出戻りの妹と暮らしている。 ごく平凡な生活に、資産家の息子と名乗る男が現れ、小さな綻びが入り、やがて大きな亀裂へ。 決して声高に叫ぶことなく感情のズレと起伏を見事に掬い取った作品。 (リーフレットより) 96分 】

ディレクターズカット版ということでタイトルに 『1.1』 が付いています。
「歓待」 は、2011年7月に神戸の元町映画館まで出かけ、杉野希妃さんの舞台挨拶付きで鑑賞済み。
その杉野さんは今年1月、オランダの映画祭に招待された際、猛スピードで走る大型タクシーに突っ込んでこられ、現地で瀕死の重傷を負いました。 両足骨折で、オランダの病院では 「1年は歩けない」 と診断されたほど。
看護師に飛行機に同乗してもらって帰国し、故郷である広島の病院に転院したところ、優秀な整形外科の医師たちのお蔭で、6月ぐらいには松葉づえなしで歩けるようになるほどに回復。
既に仕事復帰しているようで、本当に良かった。
彼女は女優だけでなく、プロデューサーや監督までこなす国際的な映画人で、各方面から期待されていますから。
いつか、ここ湯布院にもおいで頂きたいものです。

で、今回の 「歓待1.1」。
4年前に公開された版を詳しく覚えている訳でもなく、どこがどう違っているのか分りませんでしたが、今度も面白く観ました。
3〜4割の入りだった客席の反応も良く、何度も笑いが起きていました。
笑いながら、ところどころで何だか不安な気持ちにさせられたりもします。
なかなか、深い。

ブルーレイ上映だったのですが、残念だったのは、1ヶ所飛んでしまったこと。
後のシンポで実行委員から観客、そしてもちろん深田監督に、説明とお詫びがなされたのでした。
「事前チェックの際、飛びやすいのが分り、色んなメーカーのデッキを取り寄せて確認を重ね、最良と思われるデッキを使ったのですが、起こってしまいました」 という事らしいです。
上映開始から20分以内ぐらいだったかな。 飛んだのは、2分ほど。
特に重要なシーンでもなかった筈なので、幸いでした。
観客からも苦情はありませんでした。

さて、そのシンポ会場へ移動しましょう。


 
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