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2015年09月13日17:40

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第40回湯布院映画祭レポート(12) 「バット・オンリー・ラヴ」 舞台挨拶と上映

  
「もらとりあむタマ子」 のシンポの後は、約1時間の休憩。
多くの人が夕食をとりに外出します。
私も何か軽く口に入れておくかと思ったのですが、日頃、食事と食事の間が10時間ぐらい空くのが珍しくなく、まだそれほどお腹がすいていないため、駅前通りの色んな店を見て回り、時間をつぶしたのでした。 この辺りは入れ替わりが激しく、毎年新しいお店が出来ていますから。

■28日(金)■ ≪特別試写 「バット・オンリー・ラヴ」 18:45〜20:14 頃 ≫
監督・脚本/佐野和宏,プロデューサー/寺脇研,出演/佐野和宏,円城ひとみ 他

【 2015年作品。 佐野和宏監督の18年振りの最新作。 病気で声を失い、仕事も辞めたことで、妻との二人の生活を楽しんでいる中年の男が、娘から言われた言葉に衝撃を受ける ” わたしは誰の子 ”。 実際に声を失った佐野監督が主演し、音なき声で愛を叫び、愛を語る、今秋公開の話題作。(リーフレットより) 89分 】  ※ 公開は来年春頃になる見込み

4〜5割程度の入りでしょうか。
今年の映画祭での唯一の試写作品。 一般の観客には初披露になります。

舞台挨拶には、佐野和宏監督、円城ひとみさん(ヒロイン役)、飯島洋一さん(出演)、柄本佑くん(出演)、プロデューサーの寺脇研さんがご登場。
佐野氏は、80年代から90年代に成人映画で異彩を放っていたピンク四天王と呼ばれた監督の一人なのですが、不勉強にして全く存じ上げませんでした。 下咽頭癌のため声帯を摘出されており、喋ることが出来ない状態です。

また、プロデューサーの寺脇氏は、本映画祭の常連ゲスト。
2012年にここでクロージングとして上映された 「戦争と一人の女」 に続く2本目のプロデュース作品になります。
柄本くんは、本当はプライベートで来ているのですが、引っ張り出されたとの事。

佐野氏は、言いたい事を伝えられるようにタブレット端末のような電子黒板(?) を携行されており、書かれた内容を寺脇氏が脚色して読み上げる(笑) という漫才風の遣り取りが最初の内は繰り広げられたのでした。
この映画は、とある夫婦を描いています。
「アベックや夫婦で来られている方は、隣りでなく離れた席で観てほしい。 で、観終わった後で色々話し合ってもらいたいと思います。 佑も、な」
サクラさんもゲスト席に来られているのでしょうね。

円城 「本日はおいで頂き、ありがとうございます。 恋人や夫婦には色んな形があります。 劇中で遣り取りされるセリフをしっかりと聞いてもらえたらと思います」

飯島 「寺脇プロデューサーの作品に全部出ているのは俺と佐野さんだけですから」
お二人は 「戦争と〜」 にも出られてるのか。 気づきませんでした。

柄本 「ここに立たされちゃってますけど、少ししか出演していないです。 僕も今日初めて観ます」

寺脇 「この後のシンポには、ぜひ多くの方に出てほしいです。 宣伝方針等が決まっていないので、色々意見を聞かせてほしいんです。 褒めてもらわなくてもいいですから(笑)」

登壇者の皆さんが舞台から下りられ、ゲスト席につかれるのを待ってから、上映が始まります。

映画は――。
だめだ、途中で寝ちゃいました(恥)。
時差状態がまだ解消されていない、ということにしておいて下さい。

映画にはあまり惹き込まれなかったものの、上映後のシンポには、もちろん出ます。
ゲスト女優の円城ひとみさんは、熟女と言って良い方。
劇中でヌードになってのベッドシーンも見せて下さいました。
なるべく彼女のお顔の見える席が望ましいものの、どうしてもというほどではないので、普通に歩いて2階へ向かいます。


  
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