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2015年09月11日17:44

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第40回湯布院映画祭レポート(10) 特集上映 「もらとりあむタマ子」

  
「こっぴどい猫」 のシンポが終わると、10分ほどの休憩を挟んだだけで、本日2本目の特集上映作品が始まります。

■28日(金)■ ≪ 特集上映 「もらとりあむタマ子」 15:10〜16:28 ≫
監督/山下敦弘,脚本/向井康介,出演/前田敦子,康すおん 他

【 2013年作品。 監督・山下敦弘と前田敦子が 『苦役列車』 に続いてコンビを組んだ作品。 東京で大学を卒業したものの就職せず、実家で自堕落な日々を過ごすタマ子。 ありふれた日常から零れ落ちる僅かな非日常の積み重ねを描き出す山下敦弘の演出力が見事。 (リーフレットより) 78分 】

同じく客席は3割くらいの入り。
主演は、元AKB48のセンター・前田敦子です。

あっちゃんがゲストで来てくれるかと期待していたのですが、叶いませんでした。
某マイミクさんは彼女の著作 「前田敦子の映画手帖」 を読み、感銘を受けたし、その映画エッセイが連載されていた雑誌にちょうど知り合いがいるため、彼女宛てに ” 湯布院映画祭にゲストとして来てほしい ” 旨をしたためた手紙を出されたのだとか。
頑張ってくれたんですね! 有り難い。
残念ながらその甲斐はありませんでしたが、これは、現在連ドラ 「ど根性ガエル」 に出演中のためであり、今回は最初から無理な話だったのでしょう。
本人はかなり来たがったみたいですが。
あっちゃんは、今年ゲストとして2年ぶりに帰って来てくれる柳英里紗ちゃんと仲が良く彼女から湯布院の楽しさをたっぷりと聞かされているようだし、昨年のゲスト・池松壮亮くん、柄本家の弟・時生くんたちとも親しくしているので、いつかはやって来てくれる可能性が高いのでは。
マイミクさんが出された手紙も、来年以降効いてくるかもしれません。
尚、「前田敦子の映画手帖」 は私も以前から購入予定リストに入れており、遅くとも年内ぐらいには読むつもりにしています。

本作は、岡山のミニシアターでも公開され、既にスクリーンで鑑賞済み。
何と言っても、前田敦子演じるニートのタマ子のだめだめぶりが見もので。
映画全体に漂う力の抜けた感じが癖になり、今回もなかなか面白く観ました。
先ほどの 「こっぴどい猫」 のシンポで、「くすくす笑いが漏れ、温泉地で観るのにぴったりでした」 という感想が出ましたが、本作もそんな味わい方が似合っているよう思います。
上映時間が78分とコンパクトなのも、長所の一つ。

上映後は、落ち着いてスクリーンに拍手を送り、普通に歩いて再び2階のシンポ会場へ向かいます。
もしも、あっちゃんがゲストに来てくれていたなら、猛ダッシュをかけたことでしょう。
それどころか、映画をパスして、早くからシンポ会場の最前列に陣取っていたかも(笑)。

そういえば今映画祭では、エンドクレジットの途中で席を立ち、シンポ会場へ早く入って最前列を確保する人の姿が目につきました。
私が是非とも一番前に座りたいと願ったのは一度だけですが、その際も正面の最前列は取れなくて。
結局、ゲストと膝付き合わせるような特等席には座らずじまいでした。

私は、上映が完全に終わりスクリーンに拍手を送ってから席を立つのがここでのマナーだと思っているので、フライングはいかがなものかと眉をひそめていますが、ゲストによっては禁を破ってしまう恐れがかなりあるのを自覚しているため、はっきりと苦言を呈することは出来ません。

2列目以降の席だとゲストの顔が良く見えないなら、大して広い会場ではないので、後ろか横に立って見れば十分なんですけどね。
ただ、私の場合は、本レポ用にメモを取るため、立ったままだとそれが難しいのが問題で。
来年は、是が非でもと願ったとき正面最前列のかぶりつきの席が取れるでしょうか。

もし取れなくても、それぐらい必死になるゲストが来てくれるということ自体が幸せなこと。
” 拍手を送ってから席を立つ ” は、来年も何とか守っていきたいと思っています。


 
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