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2015年09月02日18:35

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第40回湯布院映画祭レポート(1) 「湯布院の空」

 
出発の2日前に通過してくれ、やはり台風に強いのを今年も証明してくれた湯布院映画祭へ15回目の参加を果たしてきました。

出発は、8月27日(木)の早朝。
岡山駅が始発の5時18分の普通電車に、いつもの 『青春18きっぷ』 で乗り込みます。
途中、広島駅を過ぎて、あと30分ほどで岩国駅に着こうかという8時半頃に、岡山駅前の吉野家で買った持ち帰りの牛丼(つゆだく) を平らげます。 起きてすぐ、まだ真っ暗な内に自宅でパンの朝食をとりましたので、これが早い昼食。

岩国駅で乗り換えて1時間ほど、停車時間が11分ある徳山駅で、駅前のローソンまで行き、おにぎり等を購入します。
徳山駅は駅舎のリニューアル工事が完了したようで、改札が1階から2階に移っていました。
そして何と、改札のすぐ横にセブンイレブンが入っているではないですか。
ローソンがあるのは前から知っており、いったん改札を出ると小走りにそこをめざしたものですから、セブンイレブンが出来ているのに気付かなかったのです。
買い物を終え、戻って来る際に目にとまり、少し ” あちゃ〜っ!” となった次第。
ローソンまでは、駅舎を出てから100メートルぐらいは行かなければなりませんでしたから。
でも、気づけて良かった。
帰路も、例年通り往路をそのまま戻るなら、恐らく当駅で昼食を入手することになる筈。 セブンイレブンがあるなら、楽に購入できます。
この日に予定していたものの延期になった用事が、湯布院から帰る31日に入ることになれば別ルートになるため昼食をどうするかは未定。

合計で5度の乗り換えを重ねて、大分県の中津駅までは 『青春18きっぷ』 で。
上述したように、当初はこの日用事が入っており小倉駅から博多方面へ向かう予定だったのですが、変更になったため、例年通りの経路・例年通りの時間での湯布院入りとなります。
中津駅からは、昼間のこの時間帯は普通電車の連絡がないため、14時10分発の特急に50分ほど乗り、自由席特急券・乗車券合わせて 2,580円を払って大分駅へ向かいます。
特急の車内にて、徳山駅で買ったおにぎりとロールケーキで軽くお腹を満たします。
持ち帰りの牛丼を食べてから6時間ぐらい。 程々の空腹状態だったので、今回も美味しく頂きました。
これで、夜10時からのパーティーまでもつでしょう。
特急には遅れが生じており中津駅には12分遅れで入ってきて、大分駅にも10分遅れで到着しましたが、由布院駅行きの普通電車への乗り換えには、定刻に着いたとして16分の余裕があったため、十分間に合いました。

ここまでは、ずっと晴れ。 問題は、ここからです。
標高5百メートル近い湯布院は、お天気が変わりやすいですからね。
到着時のお天気は、昨年は曇りで、一昨年は豪雨でした。
どちらの年も、会期中は全くお日さまが顔を覗かせてくれなくて。
また、3年前は、到着時こそ晴れていたものの、夜には小雨がパラつきだし、2日目以降は雲の切れ間に少しだけ青空が見えたりしたものの太陽は見えずじまい、そんな感じだったかな。
とにかく悪天候が3年も続いているのです。

幸い今年は、由布院駅が近づいてきても、青空が広がったまま。
好天に迎えられて、ホームに降り立つことが出来ました。
以前は、この時間帯に行われている特集上映のシンポジウムに途中入場し、それが17時頃に終わってから、コンビニで買い物して、宿へ向かったものでした。

2012年まではそうしたのですが、2013年はどしゃ降りだったため駅で足止めを食らい、断念。
また昨年は、17時までシンポ会場にいるとなると、そこから コンビニ 〜 宿 〜 会場 への行程が慌ただしくなってしまい、汗もかきがちなので、シンポへの参加は止め、駅からコンビニに直行し、宿へ早めに入ることにしたのでした。 前年に大雨でシンポへ参加できなかった体験から、” ま、無理して出なくてもいいかな ” と考えるようになったこともあり。
今年も、そうすることにします。
それに、予定通り用事が入っていたなら湯布院到着が17時半以降になるところであり、” 何とか夜の上映と舞台挨拶には間に合いますように ” とだけ願って、シンポへの参加など端から考えてもいませんでしたから。
が――。
夜のパーティーでシンポをパスしたのを少なからず後悔するのですが、詳しくはまた、その項で。

そう決めていたので、特に急ぐことなく改札を出て、駅舎内のロビーへ。
2年前から、ここの壁際に、デスクトップのパソコンぐらいの大きさのモニターが台にのせて設置されてあり、映画祭でかけられる映画の予告編が次々流されていたものです。
今年も設置はされていましたが、オフになったままで映像は流されていませんでした。
翌日と、それから翌々日も・・・だったかな、この辺りへ来たのでちょっと様子を窺ったのですが、いずれもオフ状態のまま。 映像が流れているところは見られずじまいでした。

駅舎内のホールでは、ここ何年か実施されていなかった映画祭の展示が行われています。
明日以降改めて見に来るつもりなので、今は出入り口から中をほんのちょっと覗いただけで我慢します。
残念なのは、この出入り口脇のスペースに昨年まではスイーツの小さなお店があったのですが、今年は別の、食には関係のない店になっていること。
他の店より安いソフトクリームを売ってたんですよね。
食べたかったのに。

駅舎を出ると正面に、青空を背景にした由布岳がくっきりと姿を現わしています。
随分久しぶりの対面になるかな。
数秒眺めた後、すぐ前の土産物店へ。 奥の中庭風のスペースであれを販売しているのです。
「普通のやつを下さい」
昨年は雨続きだったため会場にこもってばかりでとうとう一つも口にする機会のなかったソフトクリームに、早速ありつきます(笑)。

このスペースには小さな足湯があったりしますし、テーブルや椅子が用意されていて自由に休憩できます。
映画祭の会場である湯布院公民館が少し先によく見え、そちらを眺めながら食べ終えました。

後で確認したところによると、駅舎とこの土産物店の間の広場を使って催される 【前夜祭の野外上映】 ですが、昨夜は天候不良により公民館で行われたそうです。
作品は、「ごろつき」( 1968年 東映/監督:マキノ雅弘 出演:高倉健、菅原文太 他 )。

実は、前夜祭にはまだ一度も行ったことがないのです。
野外上映の模様を、スクリーンの設置段階から見てみたいのですが。
いつかは、きっと。
その時には、お天気に恵まれますように。


 
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