liberty か freedom か

死んでも無にはならない。
また、どのように生きたとしても、死後、望むようにもならない。

宗教云々の記事を読んで。

つぶやきに書き始めたら長いので、転載。

「悔いのないように」と言うものの、圧倒的な不幸や悪意と言うものは、なるべく離れながら生きていたとしても、それは起きるよなあ。
自ら首を突っこんでいれば、それはもっと早くに起きるけれども。
圧倒的な幸福や善意も同じ確率でやってくるのかな。
とてもそうは思えない。
そもそもこの世界はかなり不幸よりに出来ている。

あくまで、人から見れば。
ひとの言う幸福は少なすぎる。
もっといろんなものを幸福と言っておけばいいんだよな。
たとえば退屈も幸福と言っておけばいいんだ。
生きられただけで最上とはしないし、生きられなくても、それほど悪意に触れずに逝けたなら、それも激しく幸運だったとしか言いようがない。

「ぜんぶかみさまにいいつけてやるんだから」
だったかな。これも、頭から消えないな。
「最後の木を切り倒した時、最後の魚を食った時、最後の川が毒で犯された時、金では買えないと気がつく」だったかな。
「1年後に楽しみたいなら花を植えよ、10年後に楽しみたいなら木を植えよ、100年後を憂うならひとを育てよ」だったかな、木は森だったかな。

望んで進んだ道の先に、求めていた景色があるとは限らない。

ある種の、天国へ逝けますよセールな宗教は、世に不服や不快を覚えて、ねちねちねちねちと現世を呪い、うらみつらみながらも、天国へ逝けますように天国へ逝けますようにと、願っている。
どれだけ不幸な国なのかと言う事だ。
「せんぶかみさまにいいつけてやるんだから」と書き残したのか言ったのかして殺された幼児を見るに。

宗教の違いや文化の違いは、たとえばインドの文化「カースト制」は、日本にやってきた、たったひとりをインド全体として見るわけではないのだけれど、日本人から見てもとても意識が高く優秀で人柄も良く親切で「こう言う人が世界で実力を発揮し、こうして近くで見れる事は日本人としてもとても光栄」と思えてしまう人でも、カースト制に触れ、カーストのひとたちを庇うと言うか、大きく言って人として扱おうとすると、その扱おうとする人間をも、一瞬にしてスイッチが入り、蔑視の対象の如く振る舞い出す。

たとえば、だ。

意識や知識や知能や人柄をも超えているのが宗教、文化。
そう思う一幕があった。

島国にも拘らず、また、独特な思考や意識を持つと言われる日本が、どうしてこんなに無文化と言うか、宗教に対して、こう言った国々と比べると希薄で居られるのかが不思議だった。
むしろ、世界の7つの大陸も、7つの島国なのだろう、と思う方が自然だ。
また、おおきな国であればあるほど、島国根性も強いのだろうと言う見方が正しいと見ている。
日本なんて、島国って言うよりも、中国じゃねえ、アメリカじゃねえ、ドイツじゃねえと、どっちつかずの属国にもならないちっちゃな、言えば州だな。
様々な面で優秀だけれど、宗教や文化としてみれば、なんだっていいや、と言う宗教や文化の観点から見れば、激しく意識の弱い民になる。
そんな中をうまく生き延びている、と言う事でもある。

7島国は、なんだってよくないし「こうでなければならない」ものが非常に多く、激しく強い。
変える気なんてサラサラ無い。
死んだって変えない。
神に言いつけられても変えないな。
そんな事より大事なのものがあって、それは言われていないな、日本人には。
宗教や文化が違いすぎて、言われていてもぼくが理解出来ていないのかもしれない。
そうなると今言われてもわからない筈だ。

「神のために」

だったとすると、神は人の幸福は「神話」の頃から、そんなに思ってくれていない。
むしろ、人の事は特に考えていなくて、結構無茶な天罰や、別に罰するところじゃなくても、癇癪を起こしてヒステリックに暴れている事の方が多い。
そんな「神のために」遂行しているのであれば、人の世界を良くしようとはしないよね。
自分が神になりたくてやっているんだし。
神話のような神に自分がなりたくてやっている。
そして、そんな神になりたがっている者たちから、今度は自分が神として崇められたくてやっている。

こう言った神を信じていると言う宗教の者たちは、自分が神になりたくて仕方がない者たちの集団、であり「教え」として謳われている事は、自分が神になった時にひれ伏している者たちを扱うための都合の良いルールだろうな。

これを現地で言うと、言い終わるまでにとっくに殺されているだろうけれども。
神への冒涜、つまり、自分を冒涜したとして。
けれども、何処かで言ったりやったりする人が現れて、頂点に立つ事をしないと、これから先も、何千何万年と繰り返していくんだろうな。
生きていれば。

これは、liberty なのか freedom なのか。

ちなみに、無に帰す事はない。
そんな楽にはこの世界出来ていない。
絶対、またやらなければならないんだこれきっと。
今から、と言うか、生まれた時からそんな面倒くささがつき纏っているもの。
だから生まれる前から、だね。

関わる事を選んでいるので、ぐしゃぐしゃになりやすいけれど、留まって淀む事は少ないな、けれども、ぐしゃぐしゃにはなるのだけれど、留まって淀む事は少ない、まあでも、