ホームズものは子供の頃から好きだったので、大体の映画や派生作品も含め本も読んではいる。
スーパードラマTVで放送というので早速見てみた。
「シャーロック」がホームズとワトソンの物語を現代に移した設定に変えていることで、現代固有の事情(ワトソンは家賃を節約するためにホームズとルームシェアをするが、ゲイカップルと見られることに対してはあからさまに嫌悪感を見せる、など)による設定やストーリーの改変はなかなか面白いと素直に思えた。
このエレメンタリーでは舞台をニューヨークに移している、さらに相方のワトソンが女性になってもうた。
ルーシー・リューは好きな役者だし上手いとは思うのだが、それはそれとして、相方が異性になることで、見ているほうは余計な緊張を強いられる。同性どうしのやりとりだと安心してみていられるのだが、「も、もしかしてこの二人のベットシーンにいつ行くんだ」のような下種の勘ぐりというか、なんというか。
うまく表現できないのだが、男同士だとホームズとワトソンの性的な絡みはないと安心できる。(一部のBLというか妄想が好きな人もいるだろうが)。これが男女になってしまうといつかは恋愛関係に発展しそうでそれが見ていて怖い。
原作が好きなファンとしては設定が男女でもホームズとワトソンの愛、、いや、見たくないし、やめて欲しい。現在第三シーズンだが、将来、二人の結婚式で幕を閉じる、なんてことにならないで欲しい。
ホームズはもう何度も何度も映像化されているし、結構とんでもなストーリーの作品も作られているが、ワトソンを女性にしたってのが、保守的なアメリカらしいわーと思ってしまった。
ストーリーは面白いのだが・・・・
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