友人が何か面白い交響曲はないかい?と言うのでヴォーン・ウィリアムズのロンドン交響曲を聴かせたところピンとこないような顔をしていた。
ヴォーン・ウィリアムズに限らず英国系の音楽と云うのはあまり人気が無いようだ。それは演奏家にとっても同様で、フランスは言うに及ばず、ロシア、イタリア、ドイツの演奏家にとって英国の作品というのは余り魅力を感じるものではないのか録音されたのを聴いたことがない。
ひと口に英国といってもイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドなど様々だが、ここは一括りに英国音楽と言ってしまおう。
そこで今回は英国音楽のエッセンスを80分CD−Rに収めてみた。
1 Bブリトゥン:歌劇「ピーター・グライムズ」から「4つの海の間奏曲」/夜明け〜日曜日の朝〜月光〜嵐
CMジュリーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団
2 Rヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲
Eオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
3 Fディーリアス:歌劇「村のロミオとジュリエット」から間奏曲「楽園への道」
Jバルビローリ指揮ハレ管弦楽団
4 Fディーリアス:そり滑り Vハンドレイ指揮ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
5 Hハーティ:アイルランドにて-フルートとハープのための幻想曲
(フルート)コリン・フレミング、(ハープ)ドゥニーズ・ケリー
Bトムスン指揮アルスター管弦楽団
6 Rヴォーン・ウィリアムズ:ロンドン交響曲から第2楽章
Aボールト指揮ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
7 Eエルガー:ため息 Aデイヴィス指揮BBC交響楽団
英国音楽というのは最初とっつきにくいかもしれないがハマると抜け出せなくなる。それはちょっと北欧の音楽と共通するものがあるように感じる。
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