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2015年06月11日09:31

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日本国の官房長官は幼稚園児でもつとまるようです

すがくん「シューダンテキジエーケンはゴーケンだもん。
だってみんなゴーケンだって言ってるんだもん!」
清美ママ「《みんな》って、誰と誰のこと?」
すがくん「えーっと、えーっとね……ながおくんと……
ももちくんと……にしくんと……みんなだもん!!(もはや涙目)」

まるで、幼稚園とかで何人かのおともだちが持っていたものを
自分も欲しくなって、
「みんなもってるんだよ?(だからぼくもほしい!)」
と母親にねだる幼稚園児のようなダダこねぶり。

「歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」

と言ったのは誰だったか……まあいい。

ヒトラー内閣がドイツの国会でまんまと「全権委任法」を通して
ワイマール憲法を形骸化し、ナチス・ドイツの独裁体制を固めて
途方もない悲劇をもたらしたけれども、

「安保法制」ではナチスの「柳の下の二匹目のドジョウ」を狙った
ナチ党ならぬ自公連立政権が
自分たちにとって都合のいい意見を言わせるために呼んできた
憲法学者たちにダメ出しされた挙句、
自民党や公明党の議員たちが、
憲法学者が何と言おうとそんなの関係ねぇ!と言わんばかりの
愚にもつかぬ暴論を吐き散らす始末。

単に集団的自衛権が
日本国憲法に照らして合憲か否かが問われているだけでなく、
日本の立憲政治そのものが
ここで実質的に抹殺されるか生き残るかの瀬戸際であって、
決して笑い事ではないんだけど、

専門家にもダメ出しされ、
法理に照らしても到底通らない無理を押し通そうとして
国会議員たちが暴論愚論を吐き散らすさまは
まさにお笑い種、喜劇としか言い様がない。

>「戦後70年、まだ米国の洗脳工作にどっぷりつかった方々が
>憲法を教えているのかと驚く」(長尾氏)

>「日本の安全保障環境が大きく変化し、
>米国と手を組んでおかないと日本の安全が守れないというのが、
>集団的自衛権行使容認の大きな理由だ」(百地氏)

……というのが、すがくんが具体的に名前を挙げた
数少ない「みんな」の憲法学者のご意見であるが、
自身に洗脳工作を仕掛けた当の相手と手を組むことに
彼らおよび自民党のご一統は
何の疑問も矛盾も心理的葛藤も感じていないのだろうか?

「米国と手を組んでおかないと日本の安全が守れない」

という認識そのものが
「米国の洗脳工作」によって刷り込まれたものでは……
という疑念はチラリとも思い浮かばないのだろうか。

それとも何かもっと遠大な企図があって、
それを実現するために、
方便として今はあえて敵とでも手を結ぶ、という話なのだろうか?

おれがアメリカ人だったら、
彼らは一見協力的なそぶりを見せながら
いったい腹の底で何を考えているのか?と疑うところである。

そんなんで日米間に強固な同盟関係を構築できるとか
本当に信じてるの?
それとも信じてるふりをしているの?
おれにはわからん。

 >(菅官房長官は)「憲法学者のどの方が多数派で、
 >どの方が少数派かは重要ではない」と述べ、
 >多数の憲法学者の批判は審議に影響しないとの見方を改めて示した。

つまり法曹の専門家の意見より
党の決定が優先するというわけだ……。

立憲主義の立場を取る自由民主主義国家の
中枢にいる政治家の発言とも思われない。
まるで中国共産党や朝鮮労働党やナチスのような
一党独裁国家の論理である。

辻元が言った「勝負どころだ」は実際には「勝負あった」であり、
道理からいけば与党にはもう勝ち目はない。

もはや考えられる一発逆転の最後の手段としては、
首相命令で非常事態宣言でも発令して
強権的に憲法を停止すること、
すなわちクーデターぐらいしかない。

「日本の安全を守るため」の集団的自衛権と安保法制のために
日本が政府乗っ取りの危機に直面している。
これはまた何という悲喜劇であろうか。

―――――――――――――――

  「合憲という学者」官房長官たくさん示せず
  (毎日新聞)

 安保法制を合憲と考える学者がたくさんいる−−と豪語していた菅義偉官房長官が、10日の衆院特別委員会で「数(の問題)ではない」と述べ、事実上前言を撤回した。合憲派の学者について菅氏は「10人ほど」とし、3人の実名を挙げた。法案の廃案を求める憲法学者は200人を超え、安保法制違憲論は日増しに強まっている。
【樋岡徹也、林田七恵】

 「勝負どころだ。(合憲派の学者が)こーんなにいる、と示せなければ、法案は撤回した方がいい」。10日の特別委で、民主党の辻元清美議員が菅氏に迫った。この場面で菅氏が実名を挙げた学者は、長尾一紘・中央大名誉教授▽百地章・日本大教授▽西修・駒沢大名誉教授−−の3人。

 長尾氏は10日、取材に「霞が関の官僚から『国会で名前を出してもよろしいですか』と9日に連絡を受けた。以前からやり取りがあり、了承した」と語った。菅氏の答弁は毎日新聞の電話取材で知ったという。

 長尾氏は、安保法制を合憲とする根拠として、国連憲章が個別的自衛権も集団的自衛権も認めていることなどを挙げ、「戦後70年、まだ米国の洗脳工作にどっぷりつかった方々が憲法を教えているのかと驚く。一般庶民の方が国家の独立とはどういうことか気づいている」と熱弁をふるった。

 百地氏も10日、取材に「日本の安全保障環境が大きく変化し、米国と手を組んでおかないと日本の安全が守れないというのが、集団的自衛権行使容認の大きな理由だ。憲法の枠内の政府見解変更であり憲法違反ではない」と訴えた。

 また、西氏も9日の取材に「国連憲章上、集団的自衛権は固有の権利。憲法は自衛権行使を否定していない」と合憲論を展開した。

 10日の特別委では、維新の高井崇志議員も「212人の憲法学者が違憲だと表明し、どんどん増えている。国民の関心事だから(合憲派は)何人いるか」と質問。菅氏の「私が知っている方は10人程度いる」との答弁に、高井氏は「極めて少ない」と突き放した。

 菅氏は終了後の記者会見で、「憲法学者のどの方が多数派で、どの方が少数派かは重要ではない」と述べ、多数の憲法学者の批判は審議に影響しないとの見方を改めて示した。

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%8c%e5%90%88%e6%86%b2%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e5%ad%a6%e8%80%85%e3%80%8d%e5%ae%98%e6%88%bf%e9%95%b7%e5%ae%98%e3%81%9f%e3%81%8f%e3%81%95%e3%82%93%e7%a4%ba%e3%81%9b%e3%81%9a/ar-BBkUWM4#page=2
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