爆買いは、結構ですね。
日本が中国書を買うのは、政治弾圧などの戦火から避難させるという意味があり、その役割は十分、果たしました。
中国の政権の敵は、実は新興宗教です。黄巾の賊然り、五斗米道然り、大平天国然り。従って、本土で焚書にあったが、日本で生きている道家系の本はあります。
日本の現状は、
漢方は壊滅です。
我が師 故佐藤六龍が残した、研究書
http://kososha.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=214206&csid=0
はありますが、
問題は、生薬が入らないこと。
台湾は、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の10段階に漢方の生薬を分類しています。
六龍師経由で手に入ったのは、丙以上のものですが、日本の大手メーカーは、癸です。
その上、生薬を扱う店のほとんどが、等級自体を知りません。話になりません。
思想は、宋代理学が、
文学は、宋詩が、研究されていません。
ピン音で研究するようになってから、めっきり漢学の層が薄くなりました。
折角の神保町の古書も、読める人は、一学年、二十人程度でしょう。
第一、
このニュースにある、
古書を持つことのステータス性がありません。
これは、重大なことです。
ノーベル賞の田中さんが、作業服を着て記者会見を受けた姿を、多くの日本人はカッコいいと思いました。労働の倫理は、なんだかんだ言ってこの国に根付いています。
それに引き換え、
大量の稀覯本の蔵書があっても、キモ〜と言われるのが、オチです。
古典教養の倫理は、根付いてません。
■中国人「2億円分買いたい」古書も「爆買い」ターゲット?
(dot. - 06月04日 16:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3450203
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