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2015年05月01日08:05

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いけね、日記書くだけ書いて

アップするのを忘れているの巻き。


土曜日はモノトーンミュージアム、けい氏GM。やってみせねば人は動かじと言うことなのかねの巻き。
日曜日はウォーハンマー、ましゅまろまん氏GM。またキッタない仕事を…の巻き。
水曜日にBoA、悪太郎氏GM。敵ボス・実行犯・協力者全部同一人物トリックって推理者では怒られそうなの巻き。



土曜日、新歓の練習はこの辺で最終スケジュール。
おそらく、本番は五月の二週目くらいになると思われるので、
あとは微調整以上のことはできないところでしょうが、
ここに来て一気に完成度を上げてきてもらえました。


結局、
テリング、プレゼン、なんなら音楽や絵画・マンガ、その手の「発信的コミュニケーション」の技術の習得と言うのは、
言葉を覚える赤ちゃんから英会話学ぶ大人、バンドのコピーから描画技法の習得まで、「話している人、出来るの真似」によって学習するという作業が大きなウェイトを占めるのであり、
文法や、身振りによるイメージの付加と言った抽象データ的な学習は、
基本の「真似」によって素養を得た土台の上に積んでいって初めて効率的なのであり、
核家族化などを起因とする、そうした基本教育そのものの縦割り化によって、その習得度そのものが多様化してしまった現代日本において、
教育する側が「自分が出来てるんだから、相手もここまでは出来て当然」というイメージを持ったまま、
基本的素養ありきでこそ意義のある、抽象的教育作業にあたると言うのは、やはり限界が……


なんの話だっけ。
うしとらの片山と香上みたいになってきちゃった。

ええと、何があったかっていうと、
「新歓担当者のシナリオを、ある程度のベテランがやったらどうなるか?」
という実験を、
先週、オープニングだけ先輩OBが実演してみせたと言うことがあって。


その手の先輩と、若い子とのわかりやすい差として、
やっぱり「描写の手管」があって。

もちろん、どんな日本語がいいか、ドンなキャラがいいか、といったチョイスの問題もあるのですが、
それ以上に、
先週議題にもした「卓の支配」ができないといけない。

シーンの描写の口火を切り、聞き手に聞かせ見せつけ、
そのシーンの雰囲気を作り掌握する、
というのはこれは技術と言うよりはコツです。


逆にコレがないと言うのは、
多くの場合
「相手から話し始めてくれることに慣れてしまっている」とか
「シーンの描写を相手にまかせて、雰囲気作成を丸投げすることを”自由度”だと思っている」といった、

つまり「自分がその場の雰囲気を掌握する」という行為そのものを
見たことも聞いたこともない、
概念も観念も、そんなものが世の中にあること自体しらない、
と言う状態であることが多い。



先週の時点では、たとえばシーンの描写を(あるいは意図的に)あまりしないまま、
PCに「いま、何をしていますか?」と聞き、恐らく相手の答えを聞き、それを使った描写を後付けでしてあげることで
「PLが話を作っている」感を与えようとする、という
まさに「成就することのない、迷いを与える自由度」であったわけでして、


ソレに対して、
先輩がやって見せたのが、

描写を開始し、NPCが会話を仕掛け、
2択前後の簡単な提案を、それも答えの一つを推す形で(たとえば、家族が”遊びに行こう”と誘う)会話を成立させ、
事件を起こし、NPCが(なにしろGMのキャラですから拒否権なく)巻き込まれ、次はPCかと言うところでまた逃げるかどうかの選択を迫る、

「PCに自由を与えないことで」「しかしその不自由を与えられ、”どの不自由を選択するか”を楽しませる」
ような、まさに新人さん向けのFEARゲーオープニング群。


この辺は、「臆さず語れる朗読力」ももちろん必要ですが、
会話文を演技めいて読むこと自体は、プレイヤーとしてこの一年練習してきているわけで、
そこはTRPGサークルとしては「ほぼ確定で与える事ができている基礎素養」。
実際今回のGMにもそれは備わってくれています。


さて、
ソレを受けて今回のGMさんが取ったのは、

先週先輩がやって見せた描写を、そのまま台本化したような完コピ(まあ、今回のPCに合わせた細かい変更はありましたが)。


先週やって見せた先輩いわく「オレよりうまい気がする」。
なんてのは、
彼のPCに合わせた描写に微変更できる程度の「”間違った自由”用に使っていた応変力」があってくれたからでもありましょうが……
実際に見事でした。


こういう、「まるまるコピー」というのは、
決断としてなかなか選択できるものではない。

「自分なりのもの」というものに何らかの価値があると信じられている昨今(一抹真実ではありましょうが)、
誰かがやった物をそのままやると、あると信じていたい「自分の味」とやらが失われる事を恐れたり、
あるいはそれ自体はどうでもいいけど、社会的にソレを恐れなければならない(どんなに自分が無くても、「自分なりのものを何もいれずにパクるなんて恥ずかしくない?」と誰かに咎められかねない)
といった点から、
「ただ真似る」という決断は本当にしがたく、
ソレでしか手に入れられない(あるいはソレによって高効率で手に入れられる)「基礎力」の習熟を持てない、
結果、いつまで立っても成果が出ない、
と言うことは往々にしてあります。

これは本当にもったいない。


古くは「技術を”盗む”」という言い方をしたはずのこのやり口は、
あるいは、「学ぶ」と言う言葉が「真似ぶ」から来ているといった考えかたは、
確かに意義があったし、
ソレによって明らかに人皮向ける例がある、

という事象、観念を
久しぶりに目の当たりにしました。



彼女はもう大丈夫なんじゃないかな。
いろいろサークル全体の人員トラブルはつきないようだけど……。





日曜ウォーハンマーのあの汚さは、リバートロールの切り身を税務署に納税したとき以来の汚さ。

行商の行方不明者を調査してその商売の分け前の5割をもらえると言うおいしい話を追っていったら、

仕入れた物に腐敗の王ナーグルの呪詛爆弾が含まれていたらしく
グロ耐性・虫耐性の無い人にはとてもお送りできないような災害が
村一つを飲み込んでいるのを発見してしまい……
と言う有様。



ぎゃああ……


悪太郎さんのキャラ辺りはトロ顔ダブルダガー(リバートロールなどの汚泥と悪臭から逃避するようなレイプ目で、自分達をこの憂き目に会わせた誰かに汚穢の一部を切り取って持って帰ろうと提案する笑顔)をお久しぶりに浮かべる有様。


いやまあ、ほっといて帰ったり専門家にまかせると言う手はあるんですが、

都市までちょっととおく、対策人が来るまでに被害が広がりかねないこと、
そうしたらいずれ都市まで危険になる可能性を考慮に入れると、

手紙で対策人を呼びつつ、自分たちでも最低限の調査と規模の縮小化を図って置かないと
その後の生活が危険と言うことに変わりは無く……。



どう振り払っても下着の中まで黒いアレどもが入り込もうとしてくることに対して
なんかもう……いいやそのくらい
とかいえてしまうほど女子力を捨てて行く感じには私のPCもトロ顔ダブルピック。


結局、
災害の中心にあったマジックアイテムの回収と、
怪物に変異し更なるナニカを召喚しようとしていた元行商を倒すところまではPCが手を出せましたが…
村どころか周辺の森後と焼かないとダメだろうなああれ。
魔狩人頑張って。


そして身内で久しぶりに見られました、
ウォーハンマー名物取りとめの無い理由での死。
エルフ「村の外、人に見られない所まで行って、調査に向けての強化魔法を撃っておきます。コロコロ」
GM「えっああ、……一人で行っちゃったのか。遭遇表を……混沌にあてられた狼が6体来たよ、囲まれた」

ナーグルの呪いと直接関わりの無いランダム遭遇物に食べられかける(運命点消費)魔法使い。
護衛は大事……
というより、行動宣言と許可の申請、ソレまで行動確定はしない、という慎重さが大事。覚えた。





GWに入り始める中、
早速昨日の水曜日もBoAなど。

ある預言書と、ソレを書いた預言者をめぐるお話。

200年前に発見された、400年前に書かれたとされるある預言書。
そこには、その後数百年の歴代教皇の名などが記されていて、
誰に取り入るべきかといった権力者たちのバイブルになってさえいるのですが、
普通に偽書。
預言者も異端と呼ばれ、教会としては排斥するものなのですが、
しかしソレを信じる民衆は後を立たず、

千と七十の年に……で始まる四行詩に
この世の終わりめいたことが書いてある関係で(かつ、預言書がそこで終わっており、それ以降の予言が書いてない)
ちょっとした終末論がはやっているハイデルランド。

また、その預言者と同じ名を名乗る宗教者(その時点では恐らく、その預言者を支持するは罰と言うか襲名者のようなものだろうとのことでしたが、後に永世者の本人であることが判明。”複数人いる”と言うこともまたソレは事実だったのですが)が、
によって、とりわけ獣人といった人々が啓蒙されているという事象。

その詩の成就を求めるかのように、
「歩いた場所を異世界に書き換えてしまう」というナゾの現象を起こす殺戮者がハイデルランドを闊歩しており、
いずれ彼に世界の全てが書き換えられてしまうのではという懸念さえ表れ始めたのですが……



「殺戮者」は、なんでも金色外套王を殺害し、王の盟友である異次元から着た勇者を倒し、ハイデルランドの一切を手中に治めることに成功したという「別の歴史」からやってきた「侵略の王」であるらしく、
預言者の存在も目の上のたんこぶですが、まずとにかくコイツをどうにかしないとと言う辺りでクライマックスになってしまう形状。
……コレだけだと全然時間かかんない話なのかな。

いや、預言者暗殺を命じられたルナや
予言の真偽を確かめる司祭といった辺りは
「預言者」との会話になかなか忙しがっていたので
とても「それだけ」には成りませんでしたが……。



しかしこの異界の王の「世界侵食」、
普通の生物は彼の前に立つだけで灰になって消えてしまう、「書き換えられてしまう」ような強力なもので、
聖痕がないと耐えることすら出来ないと言うお話。

たとえ聖痕者でも、「聖痕全部使いきったらソレに耐えられず黒い灰になる」との宣告さえ受けます。

今思えば、この時点で戦闘ギミックを考え初めてもよかった……。


4人のPCに対して「奇跡10枚だ!」を宣言する敵ですが、
PC以外に倒すべき本命(預言者)がいることもあり、全てをPC達に使う予定が無かったと言うことのようでした。


ただ、自分が所持している大量の聖痕の中から、必要と思われる聖痕を任意に10個使用してくるということなので、
ガチ奇跡のみで10発固められると「PCの方が奇跡多い」とか言ってられなくなることも確実。


かてて加えて、
∵封印∵を正位置で使ってくるとかいういやらしいやり口。
ああそうか、
「そのシーン、奇跡が使えなくなる」けど、
「シーンの切れ目、昏倒していたキャラクターが死ぬより前に∵封印∵の効果は解けるので、∵再生∵等は間に合う」
という公式発表の関係で、封印ってどの程度使い勝手いいのか?
と言う辺りは議論されてもいますが、


1ターン目の終わり付近にそうして倒れた仲間を起こす奇跡使ったら、「奇跡を3枚全部使っちゃった」に抵触して黒い灰になっちゃうあ可能性のある人いそうだもんね。
このおかげで、∵封印∵が劇的に恐ろしい効果を産んでる。


ただし、遡及性と言うか。
「向こうに書き換えられてきてしまった」ものは
「ボスを倒せば書き直し返せる」ので、
実は黒い灰になってもキャラロストにはならない(戦闘に参加でキなくはなるけど)というギミックでもアリ。



……NPCの奇跡まで使って何とかかんとか勝ちにはこじつけましたが
結局……ええと
∵紋章∵以外はホントにガチ奇跡だったり、万能・準万能奇跡だけで固められたな!
PCだけの戦力では完全に押し負けていた……。
いくつかのチョイスミスなんかもありましたけど…。


……
予言と侵略の正体ですが、

私のシナリオで先回悪太郎さんが使ってたフィニスが
「実験的に確立しつつある時間転移の術を使って300年前に戻ってみた」
とかいうENDになったところ

過去の自分と未来の自分が、現代で再び300年前に戻って見る、を繰り返して人数が増えて行きつつ、
そうして何通りにも、様々に変化させた「歴史」ごとの世界線すら越える技術を身につけた「彼の一つの可能性である殺戮者」が

「ちょっとした目的と悪戯心で作った”未来のことが書いてある預言書”」を成就させて見るべし、と世界を越えてやってきてみた
という

仕掛け人も犯人も全部「別世界の同一人物」というお話。


預言書なんて残した理由はと言えば、
そんなもんありがたく信じて声高に終末論唱える人達に>バーカ!<っていってやる(ことで、特定の権威組織の発言力を落とす)
のが目的だったというのですが……


あれ?歴史改変を起こすべくIF世界からきたバッドエンドヒロインがラスボスってどっかで…。
さすがシムリアさんの先祖!蛙の子は蛙ですね!


うーんしかし、
この社会的効果、次の私のシナリオに影響すんのかな……私のシナリオの結果を受けての今回のシナリオなんだしな…。
よくわかんねえや……。

さて、GWどのくらいセッション出来るかな。
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