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2015年04月27日01:31

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懐かしのS盤アワー CD-R

 るんるん60代から上の世代なら、昔ラジオに「S盤アワー」という番組があったのを憶えていると思う。

 当時、国内のレコード会社は自社が発売するレコードだけを掛ける番組を持ち、「S盤アワー」は日本ビクターの提供だった。この番組は1952年に放送開始69年に終了する。

 DJは帆足まり子さん。彼女、アナウンサーでも音楽評論家でもなく正真正銘の日本ビクター社員というのが面白い。番組のテーマ音楽ペレス・プラドの「エル・マンボ」に乗せて「S盤アワー〜」と語りかけるその明るい声はとても人気があった。案内役を最後まで務め、のちにラテン歌手として活動、2003年に71歳で亡くなった。

 日本ビクターはアメリカのレコード会社RCAの発売元で、エルヴィス・プレスリー、ニール・セダカ、ハリー・ベラフォンテ、ペリー・コモ、エディ・フィッシャーといった強力なアーティストを抱え、こと洋楽に関しては日本ビクターは他社を圧倒していた。後々、欧州のレコード会社とも契約するようになるが、それでも、あくまで主力はRCAだった。

 そんな往時を偲びつつ、「懐かしのS盤アワー」CDCD-Rを作ってみた。出来上がったものを聴き直してみれば中学生に戻った気分だ。

  1 S盤アワーのオープニング(DJ 帆足まり子)

  2 G.I.ブルース(エルヴィス・プレスリー)

  3 青いカナリア(ダイナ・ショア)

  4 ばらの刺青(ペリー・コモ)

  5 イン・ザ・ムード(グレン・ミラー楽団)

  6 恋の日記(ニール・セダカ)

  7 バナナ・ボート(ハリー・ベラフォンテ)

  8 チャ・チャ・チャは素晴らしい(エンリケ・ホリン楽団)

  9 小さな靴屋さん(ユーゴー・ウィンターハルター楽団)

 10 ラヴ・ミー・テンダー(エルヴィス・プレスリー)

 11 黄金の腕を持った男(リチャード・マルトビー楽団)

 12 恋の片道切符(ニール・セダカ)

 13 オー・マイ・パパ(エディ・フィッシャー)

 14 エル・マンボ(ペレス・プラド楽団)

 15 マンボ No.5(〃)

 16 セレソ・ローサ(〃)

 17 パトリシア(〃)

 18 闘牛士のマンボ(〃)

 19 死ぬほど愛して〜映画「刑事」(アリダ・ケッリ)

 20 太陽はひとりぼっち(コレット・テンピア楽団)

 21 アイドルを探せ(シルヴィ・バルタン)

 22 マンボ・バカン(ソフィア・ローレン)

 23 アイ・ウィル・フォロー・ヒム(リトル・ペギー・マーチ)

 24 はだしのボレロ(ユーゴー・ウィンターハルター楽団)

 25 月影のなぎさ(アンソニー・パーキンス)

 26 心の届かぬラヴ・レター(エルヴィス・プレスリー)

 27 唄う風(ラルフ・フラナガン楽団) 番組終了テーマ曲



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