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2015年04月21日22:19

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４月１８日新西国客番『観心寺』如意輪観音特別拝観と７番『金剛寺』①

年に１回４月１７・１８日の２日間だけ『観心寺』では如意輪観音さんが特別拝観出来ます。

昼過ぎに到着すると２箇所ある駐車場はもう一杯です。

山門から本堂へ向かう石段には如意輪観音さんの縁に繋がろうと多くの参拝客が来られていました。

本堂前には内陣へ上がるために列が出来ています。
内陣に上がると中央奥の厨子が開かれていて、
まだ白さの残る如意輪観音さんがこちらを覗いて居られました。
ご本尊は白木に漆を塗られて初めは真っ白だったそうです。
お寺の方からの説明を聞く間、
本堂近くで鶯の声が聞こえてなんとも清清しい空気です。
以前は三十三年に一度の御開帳だったのが国宝になってから、
一年に一度になったそうです。
でも拝観を終えて外に出るともう列は無かったですね。

ここ観心寺は修験者役小角（えんのおづの）によって開かれ、
弘法大師は高野山を開くための拠点として整備されたそうです。
そして楠木正成はここで仏道修行について学ばれたと伝わるそうです。

また楠木正成は後醍醐天皇の命によって金堂を造営するが、
三重塔は立掛けのまま戦死します。
その塔はずばり『建掛塔』として本堂の近くに今も残ります。