写真は順に
*シアターコクーン・オンレパートリー2015「禁断の裸体」チラシ
*全労済ホール/スペースゼロ提携公演「殺人鬼フジコの衝動」チラシ
*タイプス第69回 16周年記念公演第4弾「シャンブル・マンダリン」パンフレット
「禁断の裸体」は俳優たちの脱ぎっぷりに仰天し、次いで賞賛した作品。
ブラジルのとある町の家族の崩壊の物語。
憎しみ、肉欲、裏切りの連鎖で息苦しくなる。
詳しい観劇日記はこちらから↓
http://bambi-yuuki.at.webry.info/201504/article_5.html
「殺人鬼フジコの衝動」は徳間文庫から出ている小説の舞台化。
あとがきまでが作品に含まれて、そこには衝撃のラストが待っているという小説。
アイドル出身の女優さんたち、よく頑張ってたけれど、何だかやっぱり役作りが薄く見えてしまう。
テレビや映画だと所謂「寄り」、つまりカメラでUPされて効果的なシーンも、劇場では観客は全シーンを「引き」で観るわけで、相当厚みのある役作りをして来ないと厳しい。
衝撃の小説の舞台化はハードルが高いよね。
この作品もその洗礼を浴びたというべきか。
それにしてもスペースゼロで元アイドルで徳間文庫が絡むとチケット6300円。
正直高いと思うが仕方ないのか。
チャンスがあれば本格女優さん主演でもう一度観てみたいかな。
「シャンブル・マンダリン」は面白かった。
出演者も粒ぞろいだったが、何よりロベール・トマの戯曲はやっぱり面白いのだ。
7話のオムニバスはラブコメデありスリルあり。
宝塚出身の旺なつきさんが出色
詳しい観劇日記はこちらから↓
http://bambi-yuuki.at.webry.info/201504/article_6.html
最後は
「RE:UNION」
「K-FRONT」という芸能事務所の所属タレント中心と数名の客演とで構成されたキャスト。
脚本も演出もダメダメだ。
舞台向けの作品作りにおいて根本的な勘違いをしているのだろう。
一部のキャストの役作りも考えられないような出来上がりになっていて、本が悪いのか、演出にセンスがないのか、俳優の頭が悪いのか。
いろいろドン引きさせてくれるぜ。
と、上演中にわたしが感じていたところ、
後ろの席で感極まったのか鼻を啜る音が聞こえてきた…
エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ? 理解できんわ〜、その反応。
ということで、感動された方もおいでだったようだ。
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