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2015年04月19日15:09

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男の生きざまを見る

木曜日だったか、夜7時頃、駅の近くで
寝屋川市議会議員選挙に立候補される方のひとりが
マイク片手に懸命にいまの政治のひどさ、そして
変革を呼びかけていた。

ところが、通行人はだれも聞こうとしない。

そこで、ひととおり、話しをきいたあと、本人のところに行って
「あなたはまともな事を言う唯一の人だ。あなたに投票します」

と言うと、彼は喜んで、握手を求めてきた。

彼は、日の暗いうちに、牛乳配達に出かけ、朝と夕方は駅で演説。
昼は広告代理店で仕事をしている。
正直、自分なんかよりはるかに根性のある人だ。

自分は、この国は巨悪の国で、まともな人の国ではないと思っているので
政治活動はなかなかやる気がしない。
正直、かなり苦しいと見たが、彼には頑張って欲しいとは思う。


前の日記で、3月のライヴで井乃頭蓄音団のライヴについて書いたが
その時の対バンで出た、クリトリック・リスについて書きたい。

普通、バンドをやっている人だと、
若い頃バンドをやっていたが、やがて就職してやめるのが
多いと思うのだが、
彼は反対で、会社員だったが、ライヴにはまって
なんと会社をやめたのだ。

彼のことを知ったのは、ブログでこんな記事を見たのがはじめだ。

「長年、世界中国内中をツアーして沢山のミュージシャンを見たり
共演したりしている私だがここ2〜3年で一番印象に残り感動したのは
間違いなくこのクリトリック・リスだ。」

http://ameblo.jp/doravideo/entry-11186528424.html

これを読んで、これはライヴを見に行かなくてはと思った。

で、見に行って、めちゃくちゃ面白かった。
腹がよじれるほど笑った。笑いが止まらなかった。


ボロフェスタ クリトリックリス スギム 桐島バンドやめるってよ
https://www.youtube.com/watch?v=qtLCCLDx8Ts




3分10秒あたりで、右の女性が涙を拭いているところがある。
まさに、感動のひとコマ。

笑いの中に、悲哀をはさみこむのが彼のスタイルだ。

ここには男の生きざまが刻まれている。

「若きパンクスよ 人生なんて笑うものさ 泣く価値なんてあンまりないぜ
 若き愚か者よ 今を生きることさ 死に値するもんなんてあンまりないぜ」

ひとりでも多くの人に、彼の面白さを知って欲しいと思う。
(18禁でお願いします)

興味ある方は、こちらもどうぞ。


バンドマンの女(クリトリック・リス)
https://www.youtube.com/watch?v=0kez2uIgFNM


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