候補の10作品は、下記の通り。(※タイトルの五十音順)
----------------------------------------------------------------
『アイネクライネナハトムジーク』 伊坂幸太郎 (幻冬舎)
『怒り(上)(下)』 吉田修一 (中央公論新社)
『億男』 川村元気 (マガジンハウス)
『キャプテンサンダーボルト』 阿部和重 X 伊坂幸太郎 (文藝春秋)
『サラバ!(上)(下)』 西 加奈子 (小学館)
『鹿の王(上)(下)』 上橋菜穂子 (KADAKAWA角川書店)
『土漠の花』 月村了衛 (幻冬舎)
『ハケンアニメ!』 辻村深月 (マガジンハウス)
『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子 (新潮社)
『満願』 米澤穂信 (新潮社)
----------------------------------------------------------------
今年も、ノミネート10作を読破。
この予想日記をアップする前に全て読み終えたのは、2012年、2014年に続いて、3回目になります。
その結果、過去の2回は、「舟を編む」 と 「村上海賊の娘」 を ” これしかない!” と予想し、その通り 【大賞】 に選出されたのでした。
2015年の大本命作は ――
「ハケンアニメ!」
これ以外にありません。
ただ、今回のノミネート作の中には、【直木賞】 を受賞し、世評も高い 「サラバ!」 という強敵がいて。
私も、先に 「ハケンアニメ!」 を読み終え、これから 「サラバ!」 にかかろうかという時には、同作が対抗になるかな、と期待していたものです。
なのに・・・・。
以前、感想日記に書きましたが、あまり惹き込まれなくて。
とても、対抗として挙げる訳にはいきません。
思い出すのが、2011年。
予想を外した同年の大賞は、「謎解きはディナーのあとで」 でした。
私も、ノミネート10作が発表された時から本作が最有力だとは思っていたのです。
けれど、その後、実際に読んでみると、” 絶対、私好みだ ” と思っていたのに、ほとんど面白さを感じられなくて。
とても予想で候補には挙げられなかったのです。
今年の 「サラバ!」 も、「謎解きは〜」 と同じような感じ。
さて、どうなりますやら。
もう一つ、不安な要素が。
実は、これまで本賞の予想とは相性が良くて、やり始めた2008年から昨年までの7回の内、半分以上の4回、【大賞】 を的中させているのですが、1年おきなのです。
2008年 「ゴールデンスランバー」
2010年 「天地明察」
2012年 「舟を編む」
2014年 「村上海賊の娘」
今年は外してしまう番・・・・・・。
だめだ、ダメだ。
私のマイナス志向による心配事や、不吉な巡り合わせなど吹き飛ばし、何とか 「ハケンアニメ!」 に獲ってもらわなければ。
そして、近々、映像化が発表されますように!
尚、私自身の率直な予想は、
本命は勿論、「ハケンアニメ!」 で、
対抗がなくて、
穴 が、「怒り」(吉田修一)
となります。
発表は、7日(火)の夕方。
ログインしてコメントを確認・投稿する