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2015年04月02日17:25

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『第29回高崎映画祭』レポ(10)

 
【最優秀監督賞】
「そこのみにて光輝く」 の呉 美保 監督です。

全て黒のセーター、スカート、ストッキング、ブーツという服装。
2月7日のキネ旬の表彰式に登場された際には気づきませんでしたが、その後すぐに、ご結婚と妊娠されている事が判明。
自然と、お腹の辺りに視線が行ってしまい、かなりぽっこりしてきているな、と温かい気持ちになりました。

「最初に企画を頂いて、準備をしていたのですが、なかなかお金が集まらなくて、諦めかけていた時に、永田さんが出資を決めてくれ――」
綾野さんのメッセージを代読された受賞者席の永田氏の方を振り返って、軽く一礼。
「それから、綾野くんがやると言ってくれ、ようやく完成しました。 公開が決まって、嬉しい思いと共に、こんな地味なラブストーリーを誰が観てくれるんだろう、と不安になり・・・・。 でも、上映が始まると、たくさんの人が観てくれ、海外の映画祭にも行けたし、色んな映画祭で賞を貰えて。
 何より嬉しいのは、こういう場に出演者やスタッフと一緒に立てることです。 今回、初めて高崎映画祭で受賞したんですけど、先日の誕生日には花をくれたり、ラスクを送ってくれたり(笑)。 ここへ来るのが、益々楽しみになってました。 みんなと一緒に来れて、嬉しいです。
 どっちが最優秀なんだという問題が出ていますが(笑)、自分の作品から2人も最優秀が出るなんて、これ以上のことはありません。 どっちでもいいじゃないか(笑&拍手)」


ファイナルを飾るのは、【最優秀作品賞・特別大賞】 の 「野のなななのか」。
大林宣彦監督とキャスト・スタッフ一同に贈られます。

大林監督が、ご登場。
確か、この時、時刻はまだ16時40分が来ていなかった筈。
見込み通り、17時頃には式が終わると思ったのですが・・・・。

「高崎映画祭も、今回で29回目。 29年前は、映画館のある街では、映画祭が出来なかったんです。 バッティングしますから。 なのに、茂木さん(本映画祭を立ち上げられた方 2008年没) は実現したんですね。 会場の前で茂木さんに 『地元の映画館との関係は大丈夫ですか?』 と訊いたら、『そこで掃除してくれてます』。 館主さんが、映画祭の手伝いに来てくれてると言うではないですか! 『これからは、互いが手を携えていかなければなりませんから』。 嬉しくなりました。
 受賞者の皆さんとは、さっき控室で色々お話しして。 今日は、父親のような感じです(笑)。 『野のなななのか』 は、私が作ったというよりも、鈴木(評詞)くんをはじめ芦別のみんなの力で出来上がったものです。 今日は、みんなが客席に来てくれているので、ここへ上がってもらおうと思います。 みんな〜、上がって〜っ!」

客席の右前エリアの関係者席に座っていた人たちが15人ぐらい、ぞろぞろとステージへ。
ここから、大林劇場が本格的に幕を開けます。


 
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