斑鳩大塚古墳現地見学会
昨年にも企画されたのに大雨で中止。
今回も昼からの大雨のために足元がグチャグチャでしたが、
何とか開催されました。
昨年の現地説明会の中止の後、
実は奈良大学で保護者の懇親会があり、
その前に模擬講義として豊島教授の講演がありました。
その席では去年の発掘のおおまかな説明がありました。
但し、その時点でこの古墳には周濠があるらしいとの報告と、
円墳ではなく前方後円墳ではないかとの推定が報告されたのみした。
それに続く今回の発掘ではほぼ周濠があった事の追認。
前方部と考えられる墳丘の一が見つかった事の報告があったのでした。
墳丘の東側の第六調査区で前方部の裾と思われる所と出土した葺き石と思われる石。
後円部は元々は円墳と考えられていて後円部は忠霊塔になっています。
後円部から見た東側の第六調査区。
出土品の一部で、円筒埴輪と思われる土器片
ほぼ完形の杯と須恵器
形象埴輪の破片
第四調査区から出た緑色凝灰岩製の管玉
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