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2015年03月22日16:42

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55年間の集大成

 高度経済成長期に、彗星のごとく現れた鉄道界の革命児。「オートカー」という愛称で親しまれ、第1回ローレル賞の栄誉に輝いた、誇り高きマルーンの血統。実に55年という、鉄道界では異例ともいえる長年にわたり、京都本線系統に君臨し続けた老兵にも、今日ついに終焉の時が訪れた…。


 阪急2300系で最後まで残ったのが、2313編成7連。今日はその編成を使った貸切列車が企画されました。事前応募で選ばれた幸運の持ち主を乗せ、正雀〜河原町間を1往復、文字通り最後の走行となった訳です。

 いわずもがな、沿線はどこもかしこも同業者だらけw 有名撮影ポイントに至っては、やっぱりカオスな状況だったようですw そんなことは最初から重々承知だったので、有名ポイントには目もくれず、比較的空いてそうな場所を見つけるべく、移動中の準急車内から窓の外に目を光らせつつ、たどり着いたのが東向日。


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東向日から梅田寄1つ目の踏切から。到着したときは1人もいなかったため、構図の微調整をしつつここに腰を据えました。最終的にも、1人後ろの方から狙ってた程度で、注目から外れている割には、いい感じで撮れる場所でした。我ながら、いい場所を見つけたと自画自賛。

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そして往路本番。光線状態は、文句を言ってもどうしようもないので黙殺w バランスもいい感じ。こんなとこじゃないでしょうか。沿線の状況を考えれば、このレベルで撮れれば十分な収穫です。「無い物ねだり」はいけませんよ? めっ!


 復路は東向日のホームに上がって狙うことに。安定のストレート構図で狙えることは知ってたので、人が増えてくる前に急ぎ足でホームへ。

 最終的には10人強の同業者が集結。やはりホーム端は、どこも人が集まるw その割には特段構図の制約もなく、ストレス皆無で臨めました。今回の場所選定は、往復ともに正しい判断ができたと思います。


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これが正真正銘2300系最後の1枚となる、復路の本番。55年間、マルーンの誇りを守り続けてきた名車の雄姿は、永遠に語り継がれることだろう。



 名車2300系、半世紀を越える活躍本当にお疲れ様でしたm(__)m
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