偽イスラム国と戦う西側の若者たち

日々伝えられるニュースでは、偽イスラム国ISISへ参加する西側の若者たちが問題になっていますが、今朝のBBCツイーでは、逆に、シリアでＩＳＩSと戦うクルド人部隊に加勢するイギリスやアメリカのボランティアとのインタビューの模様が伝えられています。

遥かに強力な兵力と装備の下に情け容赦ない攻撃を仕掛けてくるISISと戦うクルド人部隊がコバーニなどシリアで可成りの成果を挙げている背後には、かれら外国のボランティアの活躍があるようです。

かれらボランティアを、無謀とも思える行動に突き動かしているのは、ISISの非人間的な暴虐行為に対する憤りと、ISISを野放しにすれば、やがて世界全体が危険に曝されるという危機感だといいます。

ところが、かれらの祖国は、これらボランティアを、ISISに加担する連中と余り区別しておらず、何ら手助けしてくれないという嘆きも聞こえてきます。他国の戦争（シリア内戦）に武器を取って勝手に手を出す厄介者と見られているようです。
知られざる彼らの存在と、文字通り命を掛けたボランティアの活躍に、もっと光が当ることを願わずにはいられません。