橿原市のJR畝傍駅にある皇族休憩の貴賓室が公開された。
」
現在の駅舎の概観です。右の扉が貴賓室の入り口です。
神武天皇陵を参拝する際に休憩ために作られた『貴賓室』。
駅舎は1940年の「紀元2600年祭式典」に合わせて建築。
貴賓室の天井には橿原神宮造営で使われた使用された重厚な台湾ヒノキが使われている。
又、貴賓室の隣の部屋のお手洗いは水洗となっていました。
ちょっと気が引けましたが貴重な場所だと思い勇気を出して撮ってみました。
そして洗面では温水が使えたそうです。
天井には蛍光灯が付いていましたが、
元はシャンデリアが使われていて実物はJR西日本が保管しているそうです。
もしかしたら、台風で倒壊した『建国会館』に使われていたシャンデリアと対だったかもしれませんね。
尚、今回の公開は7日・8日の2日間でした。
同時に駅にちなんだ写真パネルの展示もありました。見づらくてごめんなさい。
現在の天皇と美智子皇后が畝傍駅に降りられた写真。
これは昭和34年の事で、この時を最後に貴賓室が使われる事なく、現状保存となったようです。
次は昭和天皇が紀元2600年の式典に来られた時のようです。
お召し列車の写真パネル展示も。
お召し客車。
お召し牽引車。
新幹線にもお召し列車があるんですね。
お召し列車の運行についてと題したパネルも。
運行に携わった人達は鉄道マンにとって大変名誉だったと書かれています。
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