まあ、いつも変なんだろうけれど、自分でも変だと思う事を書く。
微昆動植物もそうだけれど、物質や空間、時間にも、意識に似たものはあるな。
いやいや、そんな事は何処ででも似ているような事が言われているのだけれど、それを感じてしまったわけだよ。
さっき。
出来る限り伝えると以下になる。
言葉は持っていない。
何も思ってもいない。
一色だ。
開いている。
慣れるといつでも出来る。
寒い感じがする。
広い。
少し押し潰される感じがする。
ずっとそばにある。
むしろくっついている。
きっかけは、人の都合で植えられた木が人の都合で切られていて、それに触ってからすぐに起こった。
あとでもう少し書く。
以前にも似たような事を書いた。
以前はその時の自分を書いた。
今回は相手だ。
以前のもの。
「変だな」
と思っていた。何も思わない事を。
「意識しないと、思いや考えが止まっちゃう」
それまで、それはおかしい事、不自然と思っていた。
「意識するのも結構大変。これだけ書くのも何か大変。
そんな時間がちょっと前からどんどん長くなってきてる。
気づけないくらいの間隔で。気づくと長くなってる。
進む事も、逸れる事も無い。
ぼーっと出来ない人間だと思ってたんだけれど。
これまで持ってきた『ぼー』っと言うイメージとも違うんだけれども。
思春期の時に似たような感覚になった事があるかも。
虫とか植物とか見ているみたい。
もう少ししたら戻るかな。
なんか変なものでも食って具合悪いのかな。寒いからなあ。
冬眠したいな。
近頃、気持ちが止まってしまう。
意識する事がこれほどの事だとは思った事が無い」
そうそう。意識する事の方がよっぽど大変だった。
「植物や昆虫、もっと微小なもの、
そんなものはどうしているんだろう。
だからって苦痛では無い事が、
むしろ、何も感じない事が、
以前の自分に照らすと好意的なものではなく。
それでも、そんな比較も何にもならない。
勝手に止まってしまう。
こうして書いてみようと思うと、端から止まっていくので、
掬い取る事がとても難しい。本当には近頃ずっと。
あまりに当然な、
何を思っても、わざわざ周知の事実を思うようで。
同じ事を何度も書いては消して、それを幾日も繰り返す。
わざと違う事を思い、書き、読んでみる。
何も思わない」
好意も嫌悪も無い。そりゃそうだった。
いつの間にかそれまでのぼくたちを忘れた。
此処まで来た事を、意識するまで来た事を。
思うまでにどれだけ掛かったか。
思うようになったのは、随分慣れたように思うけれど、
時に、当たり前の事と思っていたけれど、
ついこの間の事なんだよなあ。
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