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2015年03月02日23:57

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ヒビノキ409（２月22日～２月28日までの１週間／週後半）

２月22日～２月28日までの１週間分の日記です。
基本的に日々の記録＋エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日～土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日～水曜日の週前半の日記は先週の木曜日にアップしています。

■2015／２／26／Thursda
　去年の最後に、ためないと約束したものの、また、映画の感想たまってきた（笑）
　もう三日坊主かよ（笑）

『SHIROBAKO』第20話　「がんばりマスタング！」
http://shirobako-anime.com/
矢野復活で演出のアテもついて
（しかし矢野センパイの池谷さんの“あつかい”は完全に容疑者だな。これ）、
最終回の脚本の方向性を話し合う面々。
だが、その最中、リテイクの方向性をめぐり平岡と円が衝突。喧嘩寸前に発展し……。
とりあえず定規を定規ではじく興津さん、たよりになりすぎ。
あと、喧嘩した平岡を「喧嘩番長！」と呼び、
周囲の雰囲気を緩和するタローの天然とメンタルの強さ。
まあ、あれだな。おそらく平岡の描写は「“誇張”だろ」……って、
かんがえるもヒトもいるかもしれない。ただ、暴力までいかんでも
（興津さんの意見はまったくただしい）、ああいうギスギスした意見衝突って、
どの職種、どの現場でも結構ザラにあるからね。
社長の言う通り、おそらく円の「つまらないような態度で仕事している」は、
平岡にとって図星だったんでしょう。ゆえ平岡は激昂した
（それを彼は自身の“恥部”だと思っている）。
ただ、平岡が「そうなっちゃった原因」が、おそらくあるはず。
その部分を、今後、タローとの交流で払拭しそうだ。
今回スタッフがアニメ―ション制作を、
「どう思うか？」「なぜこの仕事を選択したのか？」って答える部分は、
今後、平岡だけではなく、みゃーもりの目標にも関ってくるはず。

■2014／２／27／Friday
　ひさしぶりに部署のみんなで昼食にいったなあ。

『ガンダムＧのレコンギスタ』第22話　「地球圏再会」
http://www.g-reco.net/
あ～。やっぱりマニィはマスクのもとへいくのか。わかっていたとはいえ。
ムベッキ隊長は前回で死亡。その隊長の意思を継ぎ、
ビーナス・グロゥブの一部は地球に侵攻する。とはいえ、
まあ、隊長と、かつて同じことをした大佐のかんがえも、
あのラ・グーの姿を目撃したらばわかるな。
ボディ・スーツえぐいぞ。
長寿と繁栄、安寧と快楽と引き替えに服の中の骨と皮。健全な肉体ではない。
おそらく宇宙生活の“進化”のはてなんでしょうけれど、あれはなりたくねえな。
様々な思惑のなかでメガファウナとビーナス・グロゥブは地球に帰還。
だが、その地球軌道ではアーミィ、アメリア、ドレッドの３軍がにらみあう。
３軍はビーナス・グロゥブと戦闘するんでしょうけれど、
正直、ベルらが、どう立ち回るか不明だな。
まあ心情部分に３軍とビーナス・グロゥブの、
“レコンギスタ”をほうっておくわけはないけど。
それにしてもベッカーのウーシァは、
もう状況的に一世代以前のMSになってかわいそうだ。戦力に格差がありすぎです。
Ｇセルフのフォトン・トルピードはつよすぎ。
描写的には「∀ガンダム」の月光蝶の原型みたいだなあ。

『デス・パレード』第８話　「デス・ラリー」
http://deathparade.jp/
中年、辰巳と、青年、島田が「クイーン・デキム」を訪れ裁定をうける。
……が、２人は本来、殺人を裁く担当ではない「クイーン・デキム」に、
とって招かれざる客。
デキムはノーナに連絡をするが彼女は裁定の継続を命令し……。
前回、ノーナが無理矢理裁定に組み込んだのが、この２人の模様。
同時に『デス・パレード』はじめての連続エピソード。
“女”は殺人者の来訪に「どっちが？」って聞くが、
どっちも……って“オチ”のような。
いずれにしろ辰巳は自分があげた初犯の男に妻を殺害され、
島田は自分の妹をつけねらうストーカーに妹を襲われ傷つけられ復讐を誓う。
ただ、いままでの『デス・パレード』の印象だと、わりとひねった話になるので、
着地地点はわからないな。たとえば両者の復讐の対象が一緒であった……だと、
ちょっと“ありきたり”ですしね。
島田の掌の噛み跡と包丁は伏線のような気がするが。
反対に辰巳は殺人の物的証拠をしめす伏線のようなものがなにもないな。
今回のゲームはエア・ホッケーで、ひさしぶりに１話以来の臓器連動
（対応したパックが落下すると対応した臓器がダメージをうける）が、ふたたび。
……で、次回へ。

■2014／２／28／Saturday
　午後から三河島でTRPGのセッション――。

　『ウォーハンマーFRPG』のGMをやらせてもらいました。

　

　https://hobbyjapan.co.jp/wh/

　参加者のみなさんはお疲れ様でした。

　あとエラッタで確認しましたけど、やっぱり１00xpでキャリアを変更する場合、
　前職キャリアの能力、技能、異能を成長限界（すべてを成長・修得する）
　まで満了しないと、キャリアは変更できないようです。
　それ以外の場合（成長限界状況以下）で、
　キャリア変更する場合（指定キャリア以外に進むことを含め）、２00xp必要です。

●登場キャラクター（50音順）

◆PC①　“バラク・ヴァル”のドレッド・ガンド／男／１00歳／ドワーフ／トロール殺し
あるハーフリングに髭をこっそりとそられ、その恥辱の姿を公衆の面前に曝しスレイヤーの道を歩むドワーフ野郎。海賊の港で火薬を爆発させ、素手で人間の腕を折り、混沌の戦士に挑む姿は、まさしく破滅的で破壊的なスレイヤーそのものであった。

◆PC②　ファランダー／男／85歳／エルフ／見習い魔法使い
スレイヤー共々、見事に“シャリアの慈悲”で望むキャリアを引き当てた見習い魔法使い。……が、海賊の港で肉体労働にはげみ世間の荒波にもまれる。だがエルフは知る。“健康”の言葉が自分の肉体に宿ることを。初級魔術をうまく使用して活躍。

◆PC③　“まきづめ”のリューバン・デブリードマン／男／23歳／人間／渡し守→船乗り川から海へ！　と、渡し守から船乗りにキャリアを変更。だが、乗った船は沈み、気付けば海賊に。水の合う職場に満足の日々。もうけ話に乗り、混沌の狂気に接触をしたり、強欲の黄金に夢中にと、案外、意思の弱い部分が。とはいえ優秀な戦士だ。

●プレイの内容

□■
「……こうして<幸運の一角>号は轟沈した」
開始早々、PCらが乗る船は竜骨を真っ二つに折り轟沈した。
船名をメモしたプレイヤーと、「今回の舞台は海だ」と、
渡し守りから船乗りに“早速”キャリアを変更した *1 プレイヤーはGMをののしった。
そう。海賊がPCを拿捕した。
<渦潮の人生>号の船長アーサーは、
PCの命とひきかえに船が港に到着するまでのあいだ、
海賊稼業を手伝えと言う。*2
それこそPCの４カ月間に渡る、復讐と冒険を皮切る狼煙であった。*3
さて、海賊天国サトルサの港に、 *4 到着したPCは、
本土 *5 に帰還するため路銀（銀貨１00枚）をためることになった。
リューバンは<渦潮の人生>号の副長（ヒードル）の誘いに乗って海賊稼業に。*6
ドレッドは妙に目付きの鋭い男に雇用され、一見関係ない仕事を手伝う。*7
ファランダーは荷役と給仕。本職にまったく関係ない仕事を“健康”に送る。*8
そのあいだに港でちょっとした騒動が発生はしたが、*9
基本的に３人は平穏無事な日々を過す。
だが、３ヶ月あと、本土に帰れそうなのはリューバンだけであった。*10
そのPCのもとに<渦潮の人生>号の若い海賊ジョックが船長の依頼を持ちあらわれた。

■
船長がPCに依頼したのは、PCがサトルサに来て、
まだ日が浅く、顔が割れて（知れて）いないためだった。
船長は次の獲物を“赤金の湾鐘”号にさだめたが、
獲物はサトルサに入港せず、洋上へと停泊する。
獲物が運び込む荷の取り引き現場を押え、洋上を尾行、
位置と場所を割り出せと頼む船長。*11
翌日からPCは、“赤金の湾鐘”号の船長ベンデルの腹心ピルマンの動向を追跡した。
ファランダーが、３ヶ月間の仕事でつちかった荷役仲間から、
ベンデルと懇意のアラビィ商人（アタバル）の情報をつかむ。
リューバンは、“赤金の湾鐘”号の砲手監督ミルドン兄弟と酒場で仲を取り持ち
「サトルサの大渦」「双子の海賊の島の歌」*12 「雇用の口利」をしてもらう。*13
ドレッドは、ミルドン兄弟が仕入れた火薬を置く場所を、町の子供を使い調べ、
“ヤサ”へ向う。海賊の手下はドワーフ野郎を“こづいた”。*14
以来、ドレッドの記憶は曖昧だ。気付けば目の前に海賊野郎の死体があって、
気付けばラムの瓶へ布を積め、手に持ち火薬へと放っていた。
その日の昼、港湾の倉庫で爆発が起き、*15
サトルサの街路は爆風にビリビリとふるえた。
身近な変化といえばドワーフ野郎のモヒカンがカリフラワーになったことだ。*16

□■
「“赤金の湾鐘”号が、４年前、２隻の船で大渦に挑み生還したこと」
「生還しなかった<銀波>号の船長がアーサーでベンデルが裏切った事実」
「アーサーは同じ状況、同じ方法で大渦を越え、ベンデルに復讐を計画している」
調査のなかでPCは数々の背景をつかむ。ただ、不安で不穏な空気も――。
大渦を乗り切る力を持つ船首飾りはティーンチ……いや、*17 “禍つ神”を象り、
口利の口裏をあわせるためにリューバンが会うベンデルの瞳は渦を巻き動き回る。*18
PCは双子の海賊の島に眠る財宝にも興味を抱き、アーサーへ協力。
大渦を乗り越え、海戦と復讐を手伝い、上陸した。
ほぼ同時に、海賊の歌が唄う混沌の戦艦が<渦潮の人生>号を襲う。
無敵の戦艦。その戦艦を滅ぼし止めるためには、
海賊兄弟の力の源泉、“眼帯”の一方を破壊するしかない。*19
PCは弟オックの操る船と、<渦潮の人生>号が戦闘に突入するなか、
兄アックが邪悪の魔剣を持ち待つ、宝の洞へ。グリーンスキンの森を越え向う。*20
宝の洞の財宝 *21 にリューバンが正気を失うなか、*22
PCは島に上陸したピルマンが眼帯の力で混沌の戦士を化す現場を目撃した。
武器が折れ、拳で戦うドレッド。ファランダーが混沌の武器を取り落とさせる。
リューバンが船長から借り受けた“かたきくだき”で挑む。*23
<渦潮の人生>号は復讐をはたし大渦から凱旋した。
船から下りて陸へと向った３人の仲間の想い出とともに――。*24

●脚注
◆１　川の時代は終り。今は海だ！
◆２　ちなみに同意しなかったときは劣悪な環境の船倉に閉じ込められて【頑健】に失敗した場合、サトルサの港で３ヶ月間、病身で暮すことになった。
◆３　この部分はシナリオのタイトル「渦潮の人生」を象徴している。
◆４　オールドワールド南部の絶海の孤島。海賊が統治する熱帯の無法地帯。『ウォーハンマー・コンパニオン』参照。
◆５　本土＝ “帝国”領地のことだ。
◆６　「あれ？　オレ結構海賊むきかな？」そもそも、この船乗り意志が弱い（笑）
◆７　結局、シナリオでハッキリとしなかった目付きの鋭い男の正体はシグマ―教団の依頼をうけた魔狩人であった。
◆８　「あれだな。エルフの兄ちゃんもずいぶんたくましくなったな」ファランダーの肌の色は熱帯の日差しに白色から赤銅に変り筋肉もついた。
◆９　混沌に関る貴族の死体が港に浮き、目付きの鋭い男は、以来、姿を消す。
◆10　ほか２人は銀貨１00枚を集められなかった。
◆11　結構、無茶な依頼だ。
◆12　海賊の歌はアックとオック双子の兄弟が財宝を守る島を歌う内容であった。ちなみに、このイベントはGMにとって渡りに船であった。本来、この海賊の歌はシナリオ冒頭で手渡すはずが、すっかり忘れていて「さて、どうしようか」と思案していたのだ（笑）
◆13　この時点でPCは取引現場を目撃せずとも<赤金の湾鐘>号の位置を知る“保険”を得た。ただ、リューバンは口裏をあわせるため<赤金の湾鐘>号に乗船することになった。
◆14　海賊の対応にスレイヤーは激怒した。スレイヤーを“こづいて”はいけない。とはいえGMは海賊としては“真っ当”に対応し、スレイヤーも“真っ当”に対応した。結局、こうなる運命であった。プレイヤーはそこまでするつもりはなかったのだろうが（笑）
◆15　このドワーフ。もはやテロである（笑）
◆16　「ジョックとファランダー。オレに髪の話はするな」
◆17　「ティーンチでしょ？」「その名はいっていけない！」「ティーンチでしょ？」「ダメだぞ。いっては！」
◆18　この光景と状況にリューバンは【狂気点】を得た。
◆19　「だけれど　どちらかうしなえば　兄弟ともに滅びるぞ　魔法の眼帯うしなえば　兄弟ともに滅びるぞ　それこそ双子　海の輩（ともがら）　アックとオックに称賛を（海賊の歌の一部）」
◆20　海賊の歌は島の３つの危険（「緑の鬼の森」「金銀財宝の存在する茸の沼」「安定を欠く吊橋」）を歌う。PCは「緑の鬼の森」を順路に選択。ちなみに一番安全な障害は吊橋。一番危険な障害は茸の沼であった。
◆21　ファランダーのプレイヤーが言う様に、この金銀財宝はグリッターゴールド（魅了の黄金や強欲の黄金）そのものであった。
◆22　リューバンは（また）【狂気点】を得た。以前のゲームでは混沌武器を入手しちゃったり、あなた、こういう立ち回り多いですね。『ウォーハンマー』で（笑）
◆23　いわゆる鞭剣の混沌武器は魔法のかかってないドレッドの武器を叩き折る。……が、ドレッドは“ウルリックの憤怒”を得て素手でケイオス・ウォーリアーの頭部を殴り付け無防備とさせて（なんだよ。このドワーフ）、ファランダーは魔法で、その混沌武器を落すサポートで活躍（ドロップの魔法、活躍したなあ）。リューバンの船長から借り受けた“怨恨のルーン”を刻む“かたきくだき”がとどめをさした。いやでもボスとしてはケイオス・ウォーリアーで充分であった。ケイオス・ナイトだと強力すぎただろう。
◆24　PCは本土（帝国）に戻り、ふたたび、あたらしい冒険をはじめた。

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