ニュージーランドの俊英トア・フレイザー監督がマオリ族のファイターを主人公に描くバトル・アクション「The Dead Lands」の米国版レッドバンド・トレーラーが公開された。
こういう原始的な肉弾アクションは大好物である。
ハッキリ言って、「スパルタカス」、「ベン・ハー」を熱っぽく語ったオヤジの影響だ。だからこそ、オヤジとはどんな些細なことでも、どんなにくだらないことでも、すぐ喧嘩のきっかけにして救急車やパトカーがくるまで全力で殴り合いをしていた。
ムーミンがカバかそうでないかで喧嘩したという理由などに周囲は呆れかえっていたが、これもひとつの父子愛なのであった。
そんな私から見て本作品は久しぶりに血沸き肉躍る内容だ。
メル・ギブソン監督の「アポカリプト」は逃走、追跡がメインであったが、基本的には肉弾一筋である。思えばメルもニュージーランドに近いオーストラリア出身。共通するものは多すぎる。
タイトルと同じく「死の島」であった我が国も元々は戦闘民族である。それゆえに生首には末裔の我々でもあまり抵抗感がない。イスラム国のアレで気分が悪くなるのは異国、それも異教徒にぞんざいに首を斬られるのが我慢ならないからだ。殺し方、殺され方にも礼儀はあるのだ。
マオリ族の礼儀は戦いの前の儀式と踊りにあらわれている。
野蛮さだけしか目に映らないものは自分自身が最低の野蛮人であることを吐露している。人間はこんなにも荒々しく、雄々しく、そして崇高でいられるのだ。決して野蛮などではない。
超期待!
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